自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社ミヤザキ
成果試作品の加工時間 320分→260分
| 事業者名 | 株式会社ミヤザキ |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県 日高市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
当社は精密樹脂加工に特化し、高精度・高品質の製品を生産している。大手半導体メーカーは装置を大型化して生産効率を上げる次世代装置の開発を進めており、当社もその装置部品である高精度の大型樹脂製品が求められている。新装置のモデルチェンジは短期間で行われるため短納期の受注が増加している。当社は業界唯一の24時間3交代制勤務の導入や工場規模の拡大、最新設備の導入により、同業他社に比べ約3倍の生産性を実現してきた。
抱えていた課題
やったこと
当社特注仕様の最新鋭機種である大型マシニングセンターMM2000を導入した。従来機ではできなかった高品質・高精度の大型製品の加工を可能にし、短納期対応とコストダウンを実現した。導入機により分割製作していた大型製品を一体加工できるようになり、試作品(写真4の①~④の製品)の加工では、接合・溶接を含む加工時間が320分から260分となり約19%削減された。また、従来機の1セット2個の加工に対し、導入機では1セットで8個の製品加工が可能になり、8枚作成のための載せ替えが4セットから1セットに減り、加工時間は520分から440分となり約15%削減された。
一体加工と多数個取りにより、高品質・高精度の大型製品の短納期対応とコストダウンが実現した。導入機の本格稼働により、既存の機械設備も効率的に稼働し、九州工場の生産性が大幅に向上した。試作品の加工時間は約19%、製品の加工時間は約15%削減され、大幅な加工時間の短縮と生産効率の向上につながった。現在は大手半導体装置メーカーや自動車・電気機械メーカーなどから多くの受注を得て、機械設備をフル稼働させている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
業界唯一の24時間3交代制や同業他社の約3倍の生産性など過去の取組の延長が書かれるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
大手半導体装置メーカーの大型化需要に対し、同業他社の約3倍の生産性を強みとして挙げ、外部環境と自社強みの対応が読み取れる。
大型一体加工でセット・接合時間を約19%削減、8個取りで約15%削減と課題解決の効果が数字で示されている。
加工時間削減率や第4工場の雇用30名などは示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
第4工場建設や新規雇用30名、第5工場の雇用70名の予定はあるが、補助事業を遂行する体制の詳細は読み取れない。
高精度の大型樹脂製品を半導体装置部品として提供し、短納期の受注増加というニーズの裏付けが書かれている。
平成28年10月の第4工場完成や11月操業開始予定など時期は示されるが、課題解決の方法は概略にとどまる。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
超精密加工品や樹脂加工の新技術開発に触れるが、同分野での高価格化の水準を示す記述は乏しい。
半導体装置や次世代装置の大型化への対応、新規雇用30名や70名の創出が触れられ、国が補助する理由の一端がうかがえる。
加工時間の削減率は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加額は書かれていない。
最新マシニングセンターの導入は示されるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明記されていない。
半導体装置やロボット・医療機器分野への受注見込みが書かれ、成長分野への進出がわずかにうかがえる。
小林市の4か所の工場や九州工場の生産性向上、地域での雇用拡大が書かれ、地域経済への寄与が読み取れる。
今後はロボット機器メーカーや医療器メーカーからの受注も見込んでおり、九州工場の設備投資と人財育成(雇用)を積極的に行い、業界日本一を目指している。2016年10月には隣接地に第4工場(新規雇用30名、最新マシニングセンター20台)が完成し、11月の操業開始を予定している。さらに2019年には第5工場(新規雇用70名)の建設を予定し、超精密加工品の生産と樹脂加工の新技術開発を進める。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名