回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社TANI
成果1カ月加工数 5,400個→7,200個
| 事業者名 | 株式会社TANI |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1959年 |
同社は樹脂製バルブ部品の加工を行う企業で、世界的メーカーの下請けとして樹脂製バルブの生産を担っている。取引先からの生産依頼が増え続けていた。樹脂製バルブは薬品や海水など金属バルブだと錆びてしまう箇所に用いられる。
抱えていた課題
やったこと
数値制御で自動加工できるNC旋盤を導入した。これにより一人で同時に4台の機械を見ることができるようになった。NC旋盤自体の生産能力も加わり、加工数が増えた。JISをはじめ、アメリカやヨーロッパの工業規格を満たす部品を加工している。
| 加工機 | NC旋盤 |
|---|
NC旋盤の導入により、人手を増やすことなく加工数が大幅に増えた。一人で同時に4台の機械を見ることができるようになり、1人当たりの1カ月加工数は1,800個になった。1カ月の加工数は5,400個から7,200個へ増えた。生産性が大幅に向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
樹脂製バルブ部品の下請け加工を行い、増え続ける生産依頼に対応するためNC旋盤を導入したと読み取れる。経営戦略上の位置付けは書かれていない。
薬品や海水に強い樹脂製バルブの需要と、JIS・米欧規格を満たす部品加工の姿勢がうかがえる。自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
増え続ける生産依頼への対応が課題として示唆されるが、高付加価値化や成長につながる計画の記述は乏しい。
1人当たり1カ月加工数が5,400個から7,200個へ増加したと数字で示されており、生産性向上の実績が具体的に読み取れる。
人手を増やさず一人で複数台の機械を見ることで対応したとわずかにうかがえるが、人材や事務処理体制の記述はない。
薬品や海水に用いられる樹脂製バルブの用途と、世界規格を満たす品質という選ばれる理由が読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
樹脂製バルブは金属が錆びる箇所で使われるとの記述があるが、分野の普及度や高水準化の度合いは書かれていない。
世界各国で使われる製品の部品を加工するとあるが、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は書かれていない。
1人当たり加工数が5,400個から7,200個へ増え、人手を増やさず加工数が大幅に上がったことが数字で示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
地域の特性や雇用への言及は見られず、地域経済の牽引という観点は読み取りにくい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。