ものづくり補助金平成25年度製造業宮崎県

バルブ部品の自動加工化による生産性向上・競争力強化・事業計画

株式会社TANI

成果1カ月加工数 5,400個→7,200個

この事例のポイント

  • 増え続ける生産依頼に対応するため、数値制御で自動加工できる設備が必要だった。
  • 数値制御で自動加工できるNC旋盤を導入した。
  • 1カ月加工数 5,400個→7,200個。NC旋盤の導入により、人手を増やすことなく加工数が大幅に増えた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社TANI
所在地宮崎県
業種プラスチック製品製造業
従業員数28人
資本金1,000万円
設立1959年

事業の背景

同社は樹脂製バルブ部品の加工を行う企業で、世界的メーカーの下請けとして樹脂製バルブの生産を担っている。取引先からの生産依頼が増え続けていた。樹脂製バルブは薬品や海水など金属バルブだと錆びてしまう箇所に用いられる。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力増え続ける生産依頼に対応するため、数値制御で自動加工できる設備が必要だった。

やったこと

数値制御で自動加工できるNC旋盤を導入した。これにより一人で同時に4台の機械を見ることができるようになった。NC旋盤自体の生産能力も加わり、加工数が増えた。JISをはじめ、アメリカやヨーロッパの工業規格を満たす部品を加工している。

加工機NC旋盤

事業の効果

  • 1カ月加工数 5,400個→7,200個
  • 1人当たりの1カ月加工数は1,800個

NC旋盤の導入により、人手を増やすことなく加工数が大幅に増えた。一人で同時に4台の機械を見ることができるようになり、1人当たりの1カ月加工数は1,800個になった。1カ月の加工数は5,400個から7,200個へ増えた。生産性が大幅に向上した。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性47%
  • これまでの取組との一貫性2

    樹脂製バルブ部品の下請け加工を行い、増え続ける生産依頼に対応するためNC旋盤を導入したと読み取れる。経営戦略上の位置付けは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    薬品や海水に強い樹脂製バルブの需要と、JIS・米欧規格を満たす部品加工の姿勢がうかがえる。自社の強み・弱みの分析は書かれていない。

  • 課題の認識と解決2

    増え続ける生産依頼への対応が課題として示唆されるが、高付加価値化や成長につながる計画の記述は乏しい。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標4

    1人当たり1カ月加工数が5,400個から7,200個へ増加したと数字で示されており、生産性向上の実績が具体的に読み取れる。

  • 事業を進める体制2

    人手を増やさず一人で複数台の機械を見ることで対応したとわずかにうかがえるが、人材や事務処理体制の記述はない。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    薬品や海水に用いられる樹脂製バルブの用途と、世界規格を満たす品質という選ばれる理由が読み取れる。

  • 事業化までの道筋1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    樹脂製バルブは金属が錆びる箇所で使われるとの記述があるが、分野の普及度や高水準化の度合いは書かれていない。

公的補助の必要性47%
  • 波及効果・雇用2

    世界各国で使われる製品の部品を加工するとあるが、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は書かれていない。

  • 費用対効果4

    1人当たり加工数が5,400個から7,200個へ増え、人手を増やさず加工数が大幅に上がったことが数字で示されている。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    地域の特性や雇用への言及は見られず、地域経済の牽引という観点は読み取りにくい。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。