ものづくり補助金平成25年度製造業沖縄県

NCルーター導入による市場ニーズに応えた製品の製作・販売の実現

成果一枚板テーブル天板の表面仕上げ時間 480分→30分

この事例のポイント

  • 新商品の開発が課題となっていた。
  • 自動切削機械「NCルーター」を導入した。
  • 一枚板テーブル天板の表面仕上げ時間 480分→30分。NCルーターの導入により、作業効率が大幅に向上した。

事業者のプロフィール

所在地沖縄県 宮古島市
業種木材・木製品製造業
技術分野精密加工
従業員数4人
資本金200万円
設立1961年

事業の背景

当社は創業以来、三線を中心に木工家具の製造・販売を行っている。木材の切り出しから塗装仕上げまで一貫して製作しており、沖縄県内でも珍しい。職人がすべて手作りしているため、県内外の三線ファンから好評を得ている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術新商品の開発が課題となっていた。
  • コスト・採算製造段階でのコストを削減する必要があった。
  • 品質・精度技術の向上が求められていた。
  • その他多様な消費者ニーズに対応しきれていなかった。
  • その他木工家具の機械化を進めたかったが、自己資金では難しく踏み切れずにいた。

やったこと

自動切削機械「NCルーター」を導入した。機械にプログラムを入力し材料をセットするだけで、同じ製品を正確に何度も製作できる。2次元だけでなく3次元の複雑なデザインも加工可能である。NCルーターは0.01mm単位で設計できるため、手作業より精密で仕上がりの満足度も高い。職人歴50年の熟練工に匹敵する技術力を得たといっても過言ではないとしている。

新しい製品・サービス:複雑なデザインの八角形皿やテーブル家具などの新商品

事業の効果

  • 一枚板テーブル天板の表面仕上げ時間 480分→30分

NCルーターの導入により、作業効率が大幅に向上した。一枚板テーブルの天板の表面仕上げは、従来の8〜12時間からおよそ30〜40分に短縮された。短納期への対応や多量生産も可能になった。正確でスピード感のある加工や、木製看板への文字彫り、複雑なデザインの彫り込みといった従来できなかった加工ができるようになり、多様な消費者ニーズに応えられるようになった。

今後の展望

これまで手作業では不可能とされた複雑なデザインの八角形皿やテーブル家具などの新商品開発に着手する。三線分野以外の新たな顧客層を増やしたい。また、細かい文字彫りを活用し、沖縄県産木を使った表札・看板や子どもの命名板を自社ブランドとして確立したい。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。