回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
徳島製材団地協同組合
| 事業者名 | 徳島製材団地協同組合 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 4.791億円 |
| 設立 | 1969年 |
国の成長戦略により2020年までに木材自給率を50%以上にすることが示され、徳島県でも県産材素材生産を10年で倍増させる戦略と併せ、「とくしま木材利用指針」条例が施行された。これにより県内の製材工場は木材製品の増産を迫られていた。
抱えていた課題
やったこと
県内各製材工場の増産を支えるため、高回転・高速用のKV型歯形を形成できる目立機械を導入した。あわせて、小型カメラを搭載したマイクロ目立機械を導入し、品質の高度化を図った。KV型歯形はオガ屑の掃けが良く、製材時の直進性が増して鋸割れが減り、製材効率が向上する。連続使用時間が長く消費電力の低減効果もあるため、KV型歯形帯鋸を各製材工場に提案・普及を進めた。導入機は目立挽き肌装置が本体と一体で安定研磨でき、単石ダイヤのドレッサーで砥石形成を一定に保てる。歯型切り替えハンドルでKV型、背盛型、ストレート型に変更でき、カメラのモニターで歯先のエッジを確認できる。
| 加工機 | 高回転・高速用帯鋸歯型目立機械 |
|---|---|
| 加工機 | 小型カメラ搭載マイクロ目立機械 |
工場内の目立機械が高度化し、目立ての効率化と加工研磨時間の短縮につながり、一定の評価を得た。目立機の導入により歯型形成と研磨が常に一定に保たれ、歯型の切り替えや研磨状態の確認も容易になった。今後の増産要請に対応可能と判断しており、出荷先工場での切削効果を検証していく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
国の木材自給率50%以上の方針と県の増産要請に応える体制づくりが必要だったと書かれるが、過去の取組との連続性は具体的に示されていない。
県内製材工場の増産需要や高速用KV歯形の特徴は書かれるが、市場シェアや自社の経営資源の強みは数字を伴って示されていない。
増産要請への対応と目立機の高度化・研磨時間短縮という課題認識はあるが、付加価値向上につながる数値目標までは示されていない。
付加価値の増加や賃上げを示す目標値は書かれておらず、わずかに効果の方向性がうかがえる程度である。
機械メーカー、県内機械店、関係機関の協力体制と従業員7人の規模が書かれるが、遂行体制の詳細は薄い。
KV型歯形で掃けが良く直進性が増し、鋸割れ減少と消費電力低減があると具体的な製品価値が書かれている。
出荷先工場での切削効果を検証していくとあるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
出資金額47,910万円の記載はあるが、補助事業を遂行するための資金調達の見込みは書かれていない。
高速用歯形やマイクロ研磨仕上げ帯鋸の需要拡大は書かれるが、分野の認知度や高価格化の裏付けは示されていない。
木材自給率目標や県産材生産倍増という政策背景と製材品増産の必要性が書かれ、国が支援する理由はある程度読み取れる。
補助金額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果は読み取れない。
小型カメラのモニターで歯先を確認できる点は書かれるが、サプライチェーンへの波及やイノベーションの記述は乏しい。
県産材素材生産を10年で倍増する戦略と製材工場の増産に言及し、木材分野の成長に資する方向性が読み取れる。
県西部・県南部での高速用歯形の需要拡大を図るとあり、地域の製材業の成長に寄与する方向性が書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
これまで取引のなかった県西部・県南部における高速用歯形並びにマイクロ研磨仕上げ帯鋸の需要拡大を図り、機械メーカーや県内機械店、関係機関の協力のもと情報収集を行って販路拡大に努める。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg