自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
株式会社木村鉄工所
| 事業者名 | 株式会社木村鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 むつ市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 56人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1963年 |
弊社は主に建築鉄骨の製造を行っている。近年は建物の意匠や鉄骨構造が複雑化する傾向にあり、顧客からは短納期化が求められていた。しかし、設計変更や建具業者等との調整の難航などにより図面の決定に遅れが生じ、材料手配等の工程や工場での製作時間に影響していた。
抱えていた課題
やったこと
鉄骨製作図面作成工程の高度化のため、高度な自動処理と簡素な入力作業が可能な3D-CADを導入した。入力したデータをリアルタイムで3D表示でき、協力体制を組む多くの同業他社が使用するCADとの互換性も高いものを選んだ。導入後はテキスト等の参考資料で従来CADとの違いを確認する自主訓練を行い、さらにメーカー担当者の立会いのもと、実情に即した環境設定や練習用データを用いた入力実習などの操作研修を行った。
| ソフト | 3D-CAD(鉄骨専用CADシステム) |
|---|
鉄骨専用CADの導入により、平面図と3Dモデルを並べて表示できるようになり、平面図への入力内容を即時に3Dで確認できるため、入力内容の確認作業が効率化し、鉄骨製作図面作成工程の時間短縮が可能になった。既存CADに比べて自動作図できる範囲が広がり、スロープも簡単かつ自由に入力できるようになったことで、意匠が複雑な物件でも短期間での納入が可能な体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の建築鉄骨製造に加え、3D-CAD導入で図面工程を高度化する方向性は読み取れるが、経営戦略上の位置づけの詳細は書かれていない。
意匠の複雑化や短納期要求など市場動向は示されているが、自社の強み・弱みと競争優位の関係は具体的に記述されていない。
図面決定の遅れや設計変更、建具業者との調整難航など課題が具体的に示され、図面作成工程の短期化で解決する計画が読み取れる。
製作時間の確保や受注拡大を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、実現可能性は判断できない。
メーカー立会いの操作研修や自主訓練を行ったと書かれ、体制は一定程度うかがえるが、担当人数や事務処理体制の記述は薄い。
短納期を求める顧客ニーズに応えるという理由は示されるが、ターゲット顧客の定義や選ばれる理由は具体的に整理されていない。
導入後の自主訓練や研修など遂行方法は示されるが、中長期のスケジュールや課題解決の段階的計画は記述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鉄骨製造という分野の一般的な普及度や高付加価値化の水準について、事例文からはわずかにうかがえる程度にとどまる。
復興需要や東京オリンピックのインフラ整備による鉄骨需要の高まりに触れ、地域的な波及の一端は読み取れるが、雇用創出などの記述は薄い。
時間短縮や手直し低減が期待されると書かれるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
3D-CADによる高度化で図面段階のミス低減を図るとあり、デジタル技術の活用は読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は具体的でない。
鉄骨造への需要増を好機と捉えるとあるが、日本経済の構造転換に資する進出分野としての記述はわずかにうかがえる程度。
むつ市で事業を行う地域企業であることは書かれるが、地域特性を活かした付加価値や雇用創出の具体的記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
図面作成の時間短縮により、材料発注や工場への製作指示を早期に行えるようになると考えられる。図面段階でのミスの低減や簡素な製作図面での対応により、工場での手直し作業を減らし、品質を維持しつつ製作を簡略化できる見込みである。東日本大震災からの復興需要や2020年の東京オリンピックに関連するインフラ整備などで鉄骨造への需要が高まると見込み、受注件数、製作重量及び顧客の拡大を図る。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。