画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社原田製作所
成果年間売上高 600万円→1,500万円
| 事業者名 | 株式会社原田製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 山形市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 63人 |
| 資本金 | 3,600万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社はもともと鋳物の砂を研究する会社として設立された。現在は、大型商用船の船舶ディーゼルエンジン用油濾過器の機械加工と組立、ケミカルポンプの機械加工と組立、自動車のシャフト連結部品の加工、電力関連機器の機械加工と組立を行っている。将来を見据えて「ロボット産業」への本格的な参入を目指していた。
抱えていた課題
やったこと
ロボット産業への参入に向けて、ターゲットを重量可搬ロボットと自動車生産ライン・スポット溶接ロボットに絞った。大型で加工範囲が広く、高剛性・高精度のマシニングセンタが不可欠と判断し、その全てを満たす横型マシニングセンタを導入した。平成27年11月20日に搬入・設置し、翌年2月15日までにロボット部品の試作と精度検証を実施した。
新しい製品・サービス:ロボット部品の新しい機種の加工
横型マシニングセンタの導入により加工範囲が広がり、これまで作れなかった大型船舶用油濾過器などの大型製品を製造できるようになった。穴位置公差、真円度、同軸度、直角度、並行度などの精度も測定で満足できる結果が得られ、連続加工時の製品精度や面粗さも向上した。従来機より加工時間が短縮し、位置決め精度が安定した。その結果、生産分野が広がり、稼働率や売上の向上にも寄与し、大型製品の受注が他サイズの受注にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の船舶用油濾過器や自動車部品の加工から、ロボット産業参入へ向けた大型マシニングセンタ導入という流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けの詳細は薄い。
重量可搬ロボットやスポット溶接ロボットに絞る方針と、大型加工範囲・高精度が必要との判断は書かれているが、競合との比較や自社強みの分析は具体的でない。
既存設備では加工できない大きさへの課題認識と、受注拡大・売上増の方向性は読み取れるが、事業計画の詳細な実効性は示されていない。
現状年間600万円の売上高を5年後に1,500万円とする具体的な数値目標が示されている。
従業員63名や少数精鋭主義の記述はあるが、補助事業を遂行する担当体制や事務処理能力の具体的な記載は乏しい。
ロボット部品加工を顧客ターゲットとし、大型可搬ロボットやスポット溶接ロボットに絞ったと書かれているが、選ばれる理由の整理は薄い。
平成27年11月20日の搬入・設置から翌年2月15日までに試作と精度検証を行ったとスケジュールが示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
大型ロボット部品の高精度加工という分野に絞っている点は読み取れるが、市場の普及度や高付加価値化の水準は具体的に示されていない。
産業用ロボットの出荷台数増加や労働人口減少への言及はあるが、経済波及効果や雇用創出の具体的な記述は少ない。
加工時間短縮や稼働率・売上の向上が示されているが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
産業用ロボットの市場拡大に対応する方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
産業用ロボットの出荷台数は今後50万台以上に達すると見込まれ、日本製ロボットは世界シェアで首位である。国内でも労働人口の減少により市場拡大は明白であり、当社は産業用の大型可搬ロボットに絞って市場に参入することを目標としている。オペレーター一人当たりの工程時間短縮と加工スピードの向上を図り、より精度の高い製品を受注できるよう技術力を高めていく。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%