部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
会川鉄工株式会社
成果設計図面を作成する工数は88時間も短縮した
| 事業者名 | 会川鉄工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 いわき市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,立体造形 |
| 従業員数 | 100人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1958年 |
昭和21年に製缶・鋳鉄・銅合金鋳物の製造販売から始まり、エネルギー・環境衛生・建設・機械などの基幹分野へプラントや資材を供給してきた。平成29年6月にわが国初の風力発電タワー専用工場が操業を開始した。震災と原発事故の翌年に産学官コンソーシアムへ参画し、風力発電を新分野として育成を図ってきた。
抱えていた課題
やったこと
3次元CAD/CAMとあわせて3Dプリンターを導入し、図面作成から模型製作、検査までを内製化した。ロボット部材の模型を2タイプ3Dプリンターで試作した。組立図に基づく単品図(A3サイズ)150枚の作成を、データ上での設計に置き換えた。図面引き・設計図の検証・図面作成の工程を省略し、設計図面作成の工数を88時間短縮した。
| ソフト | 3次元CAD/CAMシステム |
|---|---|
| その他 | 3Dプリンター |
新しい製品・サービス:災害対応ロボット
設計から製作までの一連の工程を内製化し、短納期化を実現した。設計開発から納品までの期間は3ヵ月から1ヵ月に短縮され、設計図面作成の工数も88時間削減された。内製化により開発製造コストや外注費を抑えるめどが立ち、新しい工法の定着が期待される。立体造形や機械制御の技術は、災害対応ロボットから風力発電施設、医療・介護分野へ波及する可能性がある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
風力発電タワー製作を成長戦略の象徴と位置付け、2017年6月の専用工場稼働や災害ロボット開発への展開が時系列で示されている。
国内の小型・海外の大型など市場別供給に触れる一方、自社の強み・弱みと競争優位の関係は具体的に書かれていない。
ジュラルミン部材の図面製作約100時間や切削のアウトソーシングによるコスト高という課題を示し、内製化で解決する流れが書かれている。
設計開発から納品まで3ヵ月が1ヵ月になったと短納期化の実績はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
50年以上のベテラン職人が多く揃うと人材面に触れているが、補助事業を遂行する体制の具体的な配置や事務体制は書かれていない。
災害対応ロボットの市場調査や自治体の消防部門へのアプローチ予定にわずかに触れるが、顧客ニーズの裏付けは示されていない。
1年目からの市場調査や開発費削減と性能アップを前提にした事業展開の方針が書かれているが、スケジュールの詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
風力発電タワーを国内で初めての専用工場で手がけ、災害対応ロボットも新分野として挙げられている。市場での普及度の比較は書かれていない。
災害対応ロボットや風力発電など、地域の再生可能エネルギーや浜通りの産業創出への貢献が書かれているが、国が補助する理由の定量的根拠はない。
設備投資効果による品質向上や製造コスト抑制に触れるが、補助金投入額に対する付加価値額の数値は書かれていない。
3次元CAD/CAMと3Dプリンターを災害ロボットや医療・介護へ応用できる可能性が示されているが、サプライチェーンへの波及は具体的でない。
再生可能エネルギーを新分野として育成し、風力発電タワーを海外へ発信する方針が書かれているが、構造転換への言及は具体性が薄い。
福島県の再生可能エネルギー関連産業推進協議会への参画や浜通りのプロジェクトへの関与が書かれ、地域特性を活かす姿勢がうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
災害対応ロボットの事業化に向けて市場調査を1年目から実施し、開発費削減と性能向上を確実にした上で自治体の消防部門へアプローチする。風力発電、建設、医療・介護と並ぶ事業分野の育成を本格化し、東北・全国へ対象エリアを広げる。
風力を通じて日本のモノづくり・匠の技を若手に伝承し、国内・海外に発信していくことが当社の使命であると感じております。
公式の事例集より(原文のまま)
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
厚板加工、プレス加工、レーザー加工、ネットワーク化の4項目を満たす機種を条件に検討し、アマダ製工程結合マシンLC2012C1NTを選定して…
効果:生産量 1倍→2倍
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程