ものづくり補助金平成24年度京都府

真空採血管用開栓具の試作・自動機の開発と販売促進事業

マイクロニクス株式会社

この事例のポイント

  • 真空採血管のフィルムシール式は開栓時に飛散が起き、2次感染や汚染(コンタミ)のおそれがある。
  • 大学の研究室をターゲットに設定し、既存の取引先から現状の問題点や課題、要望などを聞き取り、開栓具の具体的な仕様を決定した。
  • 展示会出展や学会発表で製品のアピールに努めた結果、東北大学及び大手自動車メーカーの健康保険組合から受注を獲得した。

事業者のプロフィール

事業者名マイクロニクス株式会社
所在地京都府 久御山町
業種はん用機械器具製造業
技術分野組込みソフトウェア
従業員数47人
資本金1,200万円
設立1981年

事業の背景

真空採血管はゴム栓式とフィルムシール式の2種類が使われており、コストの面でフィルム式が増加してきた。東日本大震災後の「東北メディカル・メガバンク構想」により大量の血液の分析・調査が行われ、今まで以上に大量・迅速に、さらに安全に処理する必要性が高まった。当社はこれまでゴム栓式の小型開栓機や検査センターなどの大量処理向け自動開栓機を販売してきた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度真空採血管のフィルムシール式は開栓時に飛散が起き、2次感染や汚染(コンタミ)のおそれがある。
  • 新製品・新技術安全で安価に開栓できる開栓具と、それに対応する自動開栓機が市場に存在しなかった。

やったこと

大学の研究室をターゲットに設定し、既存の取引先から現状の問題点や課題、要望などを聞き取り、開栓具の具体的な仕様を決定した。自動開栓機についても、実際のニーズや使い勝手から具体的なサイズを決定し、設計を進めた。開栓具は型化により量産できるようにし、自動機の開発を含めて普及を図った。

新しい製品・サービス:真空採血管用開栓具(フィルム式真空採血管用、1回使い切りの消耗品)および真空採血管自動開栓機

事業の効果

展示会出展や学会発表で製品のアピールに努めた結果、東北大学及び大手自動車メーカーの健康保険組合から受注を獲得した。同様の特徴を持つ製品は市場に存在せず、特許出願済であるため競合製品が出現する可能性は低く、優位性がある。今後の課題はコストダウンと販路の拡大であり、代理店の販売網を活用して拡大を目指す。

今後の展望

販売計画は経過年数3年目(28年度)25,000千円、4年目(29年度)50,000千円、5年目(30年度)125,000千円。

  • 目標:展示会(バイオテック)への出展(3回)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。