ものづくり補助金平成26年度製造業埼玉県

高い意匠性の付加や高感性化の追求による安全な照明カバーの開発

株式会社長谷川製作所

この事例のポイント

  • 大型の照明カバーで培った技術やノウハウを生かし、美しいデザイン形状を追求した小中型のプラスチック製照明カバーを開発した。
  • 表面をガラス製と同じ質感に仕上げたことで、意匠性の高い照明カバーになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社長谷川製作所
所在地埼玉県 川越市
業種電気機械器具製造業
技術分野精密加工
資本金1,200万円
設立1946年

事業の背景

長谷川製作所は照明器具や電設用資材などを製造販売している。主力事業は真球型のプラスチック製照明カバーの製造で、主に街路灯に使われる大型のアクリル樹脂製真球型照明カバーは国内トップシェアを持つ。天井から吊り下げるペンダントライトや床に置くフロアライトなどの小中型サイズでは、ガラス製が多く使われている。

課題と取り組み

やったこと

大型の照明カバーで培った技術やノウハウを生かし、美しいデザイン形状を追求した小中型のプラスチック製照明カバーを開発した。表面にクリア塗装などを行い、ガラス製と同じ質感に仕上げることで、デザイン性や仕上がりの良さを高めた。プラスチック製はガラス製に比べて破損しにくく安全性も高い。別の用途にも使えるように試作も始めた。

新しい製品・サービス:小中型サイズのプラスチック製照明カバー

事業の効果

表面をガラス製と同じ質感に仕上げたことで、意匠性の高い照明カバーになった。プラスチック製のため、ガラス製に比べて破損しにくく安全性も高い。小中型サイズは別の用途にも使えるよう試作を進めており、オンリーワン技術で高付加価値商品を生み出す取り組みが広がっている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.2 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    大型照明カバーで国内トップシェアと、1946年設立からの真球型照明カバー事業の継続が書かれ、一貫性は読み取れる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    大型照明カバーの国内トップシェアと独自技術が書かれる一方、小中型の市場規模や競合との比較は書かれていない。

  • 課題の認識と解決3

    小中型サイズへの注力と事業拡大が述べられるが、課題の認識や具体的な計画・数値は書かれていない。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    独自技術や2018年の本社工場完成は書かれるが、人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえる程度。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    ガラス製と同じ質感、破損しにくく安全性が高い、デザイン性が高いなど、製品の価値と選ばれる理由が具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    小中型照明カバーの試作を始めたと書かれるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    ガラス製と同じ質感のプラスチック製照明カバーとし、オンリーワン技術で高付加価値商品を商品化していると書かれている。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用2

    街路灯に使われる大型照明カバーの国内トップシェアが書かれるが、波及効果や雇用創出の記述は見当たらない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    インジェクションブロー成形の独自技術が書かれるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は読み取れない。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    川越市の本社工場や地域との関係は書かれるが、地域特性を活かした経済成長への言及は薄い。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

小中型サイズの照明カバーにも注力し、事業を拡大する方針である。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。