ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
三有工業株式会社
成果稼働率を導入前に比べ約20%向上することが可能となった
| 事業者名 | 三有工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 板橋区 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 従業員数 | 60人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
昭和52年に板橋区で自動車用パーキングスイッチの組立業として創業し、昭和60年にワイヤーハーネス加工を新規事業として開始した。現在はこの2種の加工をメイン事業としており、ワイヤーハーネスは主に自動車業界と家電業界、大手メーカーの工業用ロボットに搭載されている。従業員60人ながら大手自動車メーカーのTier2になっている。一時は労働賃金の安い中国等に加工業務が移っていたが、設備投資で加工能力を高め、業務を呼び戻した。
抱えていた課題
やったこと
ワイヤーハーネス用の新型端子打機として、日本端子株式会社のコネクタ端子打機『全自動切断圧着機(両端圧着)』を導入した。部材供給から端子挿入、検査までを自動で行える。従来の機械より長さ・寸法・圧着の精度が向上し、加工スピードも約25%向上した。また、加工機に電線を安定供給するために後方部の送り装置を独自に改良した。
| 加工機 | 全自動切断圧着機(両端圧着) |
|---|---|
| 加工機 | 後方部の送り装置(独自改良) |
新しい製品・サービス:ワイヤーハーネス用新型端子打機(全自動切断圧着機(両端圧着))
全自動切断圧着機の導入により、切断長のばらつきが改善し、長さ・寸法・圧着の精度が向上した。加工スピードは約25%向上し、送り装置の改良と合わせて稼働率は導入前に比べ約20%向上することが可能となった。これにより国内で加工するメリットである短納期・高品質を実現できる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和52年創業の自動車用部品組立から、昭和60年のワイヤーハーネス加工への展開など事業の延長線上にあることはうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明確に書かれていない。
大手自動車メーカーのTier2であり品質信頼は厚いとあるが、市場動向と自社の強み弱みを踏まえた競争優位の分析は具体的に書かれていない。
価格競争の厳しさや個体差への対応が課題として挙げられ、設備導入で加工速度を向上させたとあるが、課題解決の計画内容の具体性は薄い。
加工スピードが約25%向上、稼働率が導入前に比べ約20%向上することが可能になったと数字で示されているが、付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
設備を動かせるスタッフが増えてきていると述べられているのみで、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述はない。
短納期・高品質を強みとして打ち出し、自動車や産業用ロボット向けの需要があるとあるが、顧客ターゲットの整理は限定的である。
今後は受注量を増やしていく予定とあるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ワイヤーハーネス加工で、同分野の中で高速化・高精度化による品質向上を図る点はうかがえるが、高価格化の水準は示されていない。
国内で加工業務を呼び戻したことや、雇用・人材の活用への言及はあるが、波及効果の大きさを示す記述は乏しい。
約25%の加工速度向上と約20%の稼働率向上という効果が数字で示されており、費用対効果の一端は読み取れる。
新型端子打機の導入や送り装置の独自改良は述べられているが、先端的なデジタル技術や地域・サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
業務を中国等から国内へ呼び戻したとあるが、日本経済の構造転換に資する成長分野への進出とは明示されていない。
埼玉県岩槻工場を操業し国内で加工を行っていることは読み取れるが、地域特性を活かした雇用創出の具体的記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国際基準を満たす製品作りの実績から、自動車産業や産業用ロボット等からの安定した需要がある。今回の設備には余力が残っており、設備を動かせるスタッフも増えてきたため、今後は受注量を増やす予定である。国内加工の強みである短納期・高品質を追求し、アピールしていく。
いまは、1つのところにしがみついている時代ではないと思います。また、設備はいいものを入れないと、古い設備ではどんどん不良が出るようになり、客先からの信頼も維持できません。また、子育て中の女性等にも活躍してもらわなければならないので、よい設備を入れて効率化を進めることが、今後ますます必要になると思います。
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%