ものづくり補助金平成26年度情報通信業神奈川県

電力小売り事業者向け同時同量制御システムの試作開発

アイフォーコム東京株式会社

この事例のポイント

  • 電力全面自由化の機会を捉え、電力小売り事業者向けの同時同量制御システムの試作開発に取り組んだ。
  • 人工知能やディープラーニングを活用した高精度の電力需要予測を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名アイフォーコム東京株式会社
所在地神奈川県
業種情報サービス業
設立1993年

事業の背景

親会社の株式会社アイフォーコムの技術開発・営業を担う基幹会社として平成5年に設立された。環境・医療・介護・教育分野のプロダクト・サービスやソフト・ハード・ネットワーク開発のソリューションを主な業務とし、産業向けから民生機器まで幅広く提供してきた。全国約10ケ所に開発センターを持ち、IoTを活用した作業員の熱中症や転倒などのリアルタイム通知サービスも開発している。電力全面自由化の機会を捉え、省エネに関するシステムの開発に取り組んだ。

課題と取り組み

やったこと

電力全面自由化の機会を捉え、電力小売り事業者向けの同時同量制御システムの試作開発に取り組んだ。人工知能やディープラーニングなどの先端技術を活用し、高精度の電力需要予測システムを開発した。予測結果は画面に表示して確認できるようにした。

新しい製品・サービス:電力小売り事業者向け同時同量制御システム

事業の効果

人工知能やディープラーニングを活用した高精度の電力需要予測を実現した。この事業で人工知能とディープラーニングの技術開発を経験でき、社内の大きな技術的財産となった。電力分野以外でも人工知能を用いた案件で引き合いを得ている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    平成5年設立で、IoTやAIを用いた開発経験が財産になったと書かれているが、経営戦略上の位置付けまでは書かれていません。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    電力全面自由化の機会を捉えたと書かれ、全国約10ヶ所の開発センターを技術開発力の土台として挙げています。

  • 課題の認識と解決2

    現状の課題を具体的に述べる記載はなく、高精度な需要予測で省エネに資するという方向性が示される程度です。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    高付加価値創出や賃上げの目標値は示されていないため、公開事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    全国約10ヶ所の開発センターで技術開発を支えていると書かれ、開発体制の一端がうかがえます。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    電力小売り事業者向けに高精度の需要予測を提供し、AIを用いた案件で引き合いがあったと書かれています。

  • 事業化までの道筋1

    中長期の遂行方法やスケジュール、課題解決策は記載がなく、公開事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    AIを用いた電力需要予測は高精度化を図るものと書かれていますが、普及度や水準を示す数字は見当たりません。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    省エネへの貢献や、相模原市のスマートコミュニティ研究への参加が書かれ、国が支援する理由が一部うかがえます。

  • 費用対効果1

    投入額に対する付加価値や費用対効果を示す数字は記載がなく、公開事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    AI・ディープラーニングやIoTを活用し、相模原市のスマートコミュニティ研究にも参加していると書かれています。

政策面50%
  • 成長分野への進出3

    電力全面自由化を機に需要予測を開発し、AIの引き合いが電力分野以外にも広がったと書かれています。

  • 地域経済への波及2

    相模原商工会議所のスマートコミュニティ調査研究に参加していると書かれ、地域との関わりは見られます。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。