回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
長野オートメーション株式会社
成果出荷規模 20台→80台
| 事業者名 | 長野オートメーション株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 上田市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 169人 |
| 資本金 | 3,500万円 |
| 設立 | 1982年 |
長野オートメーションは1982年に設立された自動生産ライン・自動化装置の設計・製造の専業メーカーで、自動車関連、電池関連、液晶・半導体関連、食品・薬品関連など幅広い分野を手がける。顧客の年間設備投資計画に沿った受注生産のため、年間生産量の65%が年度後半に集中する業界特有の悩みを抱えていた。既にレーザー検査機事業に参入しており、エンジン・ブレーキ等の部品の円筒切削部内面の欠陥検査機がその対象だった。
抱えていた課題
やったこと
市場要求である高速高精度化を実現するため、円筒部品内面を高速かつ高精度に良否判定する検査機を試作開発した。開発では、デジタルマイクロスコープ等を設置してレーザー発振部の微細部品の組み立てに使用した。信州大学、県工業技術総合センター、各分野の開発メーカーを含む産学官共同で開発を行った。平成26年度補正ものづくり補助金を活用し、円筒部内面の高速・高精度な自動検査が容易に行えるレーザースキャン検査装置の新機種を開発した。
| 検査測定 | デジタルマイクロスコープ |
|---|---|
| 加工機 | 超精密平面・成形研削盤 |
| 加工機 | CNCターニングセンタ |
新しい製品・サービス:レーザースキャン検査装置「GyroScan(ジャイロスキャン)」
同社初の自社製品である検査機は、高速高精度の市場要求に応え、小口径円筒内面の検査が可能となった。大手に採用されて実績が伸びている。国内自動車メーカー各社及び自動車部品メーカーを中心に高く評価され、着実に納入実績を上げるとともに、タイ、ドイツ、イタリア、スイスなど海外顧客の開拓も進めている。新用途の拡大により出荷規模の増大を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存のレーザー検査機事業に着目し、年間生産の65%が年度後半に集中する課題を平準化で解決しようとしている。過去の取組との一貫性は読み取れるが具体性は薄い。
大手自動車メーカーや海外顧客への納入実績、高速高精度・小口径内面検査が可能という強みが具体的に書かれ、市場動向への対応も読み取れる。
年間生産の65%が年度後半に集中する課題を認識し、検査機の商品化で社員の生産能力平準化を図る計画が示されている。
平成31年度出荷規模を平成27年度比4倍の80台とする具体的目標が示されている。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
社員169名の企業で、産学官共同開発や大学・工業技術センターとの連携が書かれているが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
高速高精度と小口径円筒内面検査が可能という製品の価値や、大手採用という顧客の評価が事例で具体的に示されている。
平成26年度から平成30年度まで段階的な開発計画が示されているが、各段階の課題解決方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
高速・高精度の円筒内面検査機を市場で高く評価される高付加価値製品と位置づけ、既存の参入機器を高性能化する点が書かれている。
国内外への輸出や地域の産学官連携がうかがえるが、雇用創出や波及効果の記述は乏しい。
補助金投入額と付加価値額の関係は書かれていないが、出荷規模の拡大目標はわずかにうかがえる。
レーザースキャンやAI画像検査判定による検査機の高度化が示されており、技術革新への貢献は読み取れるが具体性は薄い。
自動化装置による生産性向上や製造業の支援がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はほぼない。
上田市の企業として信州大学や県工業技術総合センターと連携している点がうかがえるが、地域経済の牽引は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成31年度に出荷規模を平成27年度比4倍の80台にすることを目指す。
どんな要望に対してもあきらめずに請け負う姿勢。それが長野オートメーションのDNA
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。
PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分