回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
富士ケミカル株式会社
| 事業者名 | 富士ケミカル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 佐久市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1980年 |
1980(昭和55)年に創業し、包装資材の商社として多様な資材を地域産業界に供給してきた。その後は資材の販売にとどまらず、物流まで含めたトータルサービスへ事業領域を広げた。医療機器など精密機器では製品ごとに複雑な形状の包装資材が必要となり、自動車部品でも試作品の包装資材を短納期で求められるケースが増えている。
抱えていた課題
やったこと
発泡プラスチックを用いた包装資材の加工用に、バーチカルカッターとスライサーを導入した。これにより外注に頼らず社内で切断加工を行えるようにした。医療機器用包装材の試作開発と量産時の製品寸法精度の向上を目指し、その結果、当初計画どおりの成果を得た。リードタイムの短縮も内製化によって実現した。
| 加工機 | バーチカルカッター |
|---|---|
| 加工機 | スライサー |
医療機器用包装材の試作開発と量産時の製品寸法精度の向上という計画どおりの成果を得た。リードタイムの短縮も内製化によって達成できた。設計・試作の納期短縮や小ロットの特急品の加工に活用でき、売上の向上につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成26年度に専用加工機を導入し、29年度に大型マルチカッティングマシンを導入して内製化を進めた経緯が読み取れる。
医療・電気業界の高精度化・短納期化の要求や、設計力・物流一括提供という強みが述べられているが、競争優位の数値的根拠は薄い。
短納期化と内製化による課題解決が示されるが、売上や付加価値の目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
創業以来の包装資材事業の歴みと従業員28名の体制は読めるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
医療機器・電子部品など精密機器向けの包装設計と、設計から物流までの一括納入という選ばれる理由が具体的に書かれている。
今後は段ボール緩衝材への切り替え提案を進めるとあるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
包装資材の一般的な分野であり、高水準の高付加価値化を示す記述は限定的にしか読み取れない。
マイクロプラスチック問題や環境配慮への取組はうかがえるが、国が補助する波及効果の記述は乏しい。
納期短縮や売上向上への言及はあるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
三次元CADの設計データによるカットや輸送環境記録計の提案がうかがえるが、サプライチェーン全体への貢献は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
長野県SDGs推進企業への登録や佐久市の地域企業としての位置づけがうかがえるが、地域経済への牽引効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は環境への取り組みを最重視し、発泡材から段ボール緩衝材への切り替えを積極的に提案していく方針である。設計力の強みを活かして先取りして提案し、売上を伸ばしたい考えだ。
「設計力の強みを活かし、先取りして提案することで売上げを上げていきたい」
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
最新型のレーザー加工機を導入し、カートリッジ式レンズホルダーを採用した。
効果:レンズ交換時間 25分→5分