回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社マルヤマキャンバス
成果帆布製品製造一級技能士の人数 2人→4人
| 事業者名 | 株式会社マルヤマキャンバス |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 須坂市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン,接合・実装 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 2,400万円 |
| 設立 | 1954年 |
株式会社マルヤマキャンバスは1954年創業で、テント・シートの製造販売を行っている。倉庫用テント、イベント用テント、店舗の日除け、トラック用荷台シートなどを扱う。地元の仕事は工場の間仕切りシートやカーテン、倉庫用大型テントなどがあるが、それだけでは社員11名の会社を維持するのは厳しい状況だった。2003年に自社インターネットサイトを開設し、現在はネット販売が全体の半分近くを占めるまでになっている。
抱えていた課題
やったこと
ネット販売を基盤にニッチ市場を開拓するため、コンピュータ付きのミシンや高周波ウェルダー、自動裁断機などの最新設備を導入した。ネットでニーズを掘り起こし、カスタムメイドの商品を低コスト・高品質・スピーディーに開発して届ける体制を確立した。穴径が大きいハトメ打ち機も導入した。人材育成にも力を入れ、帆布製品製造一級技能士は現在2名おり、さらに2名増やして4名体制にする計画である。
| 加工機 | コンピュータ付きミシン |
|---|---|
| 加工機 | 高周波ウェルダー |
| 加工機 | 自動裁断機 |
| 加工機 | 穴径が大きいハトメ打ち機 |
新しい製品・サービス:ネット販売向けのカスタムメイドシート・テント製品。独自開発したトラック用荷台シート(ダイハツ・ハイゼットデッキバン、トヨタ・ランドクルーザー70シリーズ向け、実用新案取得)など。
設備導入により生産体制が確立され、導入した機械の操作に社員が慣れて作業効率が上がってきている。ネット販売を通じて全国からのニッチ商品の注文や大手企業からの注文が増え、売上の拡大につながっている。今後は帆布製造技能検定に合格できる人材を育成してさらに効率的な運用を目指し、地元の店舗販売とネット販売による営業・販売力を強化して高品質低価格のオリジナル製品を開発していく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2003年に自社サイトを開設しネット販売へ本格展開、現在は全体の半分近くを占めると事例にあり、既存の取組からの一貫性が読み取れる。
仕事の減少を背景に、小さな需要を全国から集めるネット販売で、ニッチ商品のヒット(ハイゼットデッキバン等の荷台シート)を生んだと書かれている。
地元の仕事だけでは社員11名を維持できず厳しいという課題認識があり、ネット販売とカスタムメイド対応で解決を図る流れが書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
帆布製品製造一級技能士が2名おり、さらに2名増やし4名体制にする計画と具体的な人数が書かれている。
ニッチ商品や特殊製品、ネットで知った大手企業からの注文など、顧客ニーズと選ばれる理由が事例に具体的に書かれている。
人材育成と設備投資を進める方針は書かれるが、スケジュールや課題解決の具体的な方法は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
ニッチなカスタムメイドシートで、生産数量が少ない独自商品を高付加価値で扱う点が事例に書かれている。
地元の仕事や雇用への言及はあるが、国が補助する波及効果や社会的インフラとしての積極的理由は書かれていない。
補助金額や付加価値額、生産性の数値は事例に書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度。
新しいビジネスモデルとしてネット販売を進めた点はうかがえるが、デジタル技術のサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
須坂市の地元企業として地元の仕事に触れるが、地域の経済成長を牽引する点は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
キャンバス分野はまだ可能性があり、積極的にチャレンジしていく。人材育成と設備投資を続けることでこの業界の可能性は大きいと考えている。
キャンバスはまだまだ可能性があると思うので積極的にチャレンジしていきたいと考えています
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名