南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社中金
| 事業者名 | 株式会社中金 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 久御山町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 動力伝達 |
| 従業員数 | 66人 |
| 資本金 | 4.7億円 |
| 設立 | 1950年 |
当社はアルマイトなどの表面処理を主力とする金属製品製造業者である。繊維業界で高硬度・高耐摩耗性の皮膜技術へのニーズがあり、ものづくり補助金の活用を検討した。その過程で航空機・自動車など他業界への応用も視野に入れることとした。
抱えていた課題
やったこと
国産の特殊波形が出る装置を購入し、最先端のドイツ技術を超える皮膜の形成に成功した。試作を通じて陽極酸化処理液の成分の改良も実施した。その結果、白色(高硬度・高耐摩耗性向け)と黒色(艶消し意匠性、光学機器向け)の2種類の皮膜の試作に成功した。
新しい製品・サービス:高硬度・高耐摩耗性の陽極酸化皮膜(白色・黒色の2種類)
試作品を顧客に提示したところ非常に良い印象を持たれ、業界技術雑誌などでの紹介を通じて当社の認知度向上にも寄与した。競合の技術は機密情報で推測するしかないが、厳しい顧客要求を満たせた点で一歩先んじている。ベンチマークのドイツ製品と比べて有色がなく、特定の指標でより優れた機能を達成した。今後は試作品を生産ラインに載せ、価格面で顧客ニーズに応える体制を整える。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
繊維業界のニーズを起点に既存のPEO技術を改良した経緯は読めるが、過去の取組との位置づけや経営戦略上の明記は薄い。
ドイツ製品をベンチマークに有色がなく一部指標で優れると記載され、競争優位性と差別化の根拠が具体的に読み取れる。
顧客要求への対応と生産ライン化が挙げられているが、課題認識と高付加価値化の具体的な数値的裏付けは限定的。
30年度までに投資回収との目標と年度別計画(1,000千円、2,000千円、3,000千円)はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
体制に関する記載は「価格面で顧客ニーズに応える体制を整える」程度で、人材や事務処理能力の具体的情報はうかがえない。
白色(高硬度・耐摩耗性)と黒色(艶消し意匠性)の用途別と顧客からの好印象が書かれ、ターゲットと選ばれる理由が読み取れる。
試作から生産ライン、アルミ以外への応用へと段階が示されるが、課題解決方法や詳細なスケジュールは具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ニッチ分野特化と記載され、ドイツ技術を超える高水準の高付加価値皮膜の開発が具体的に示されている。
繊維・航空機・自動車など他業界への波及がうかがえるが、経済波及や雇用創出の具体的記述はない。
投資額に対する回収目標は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
PEO技術の改良による新皮膜の開発はうかがえるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の記載は乏しい。
航空機・自動車・産業機械など成長分野への展開が示唆されるが、構造転換への言及は明確ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
今後は試作品を生産ラインにのせ、30年度までに投資額を回収する。さらなる品質改良やアルミニウム以外の素材への皮膜技術の応用により、新たな市場開拓への道筋を確かなものとする。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW