溶接ロボット導入によるユニットハウス製造のフレキシビリティ向上
溶接工程の効率化と増産のため、最新機種の溶接ロボットを中心とした「コンテナハウスRB溶接装置」を導入した。
効果:1棟当たりの溶接時間 48分→20分
株式会社プラス
| 事業者名 | 株式会社プラス |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 関市 |
| 業種 | その他の小売業 |
| 技術分野 | 精密加工,機械制御 |
当社は刃物などの研磨に使う機械部品・材料などの卸売りをする商社として創業し、現在もこの商社事業が大黒柱である。その後、研磨加工事業も始め、主な加工品は包丁などの刃物で、近年はロードレーサー型自転車用ディスクローターの研磨も手がけている。関市は国内有数の刃物製造業の集積地で、“関の刃物”は岐阜県が誇る地域ブランドである。
抱えていた課題
やったこと
ものづくり補助金を活用し、包丁口金溶接部分の研磨加工工程の内製化と、仕上げ加工工程を行う研磨職人ロボットの開発に取り組んだ。導入した設備は機械加工機ロボドリル(マシニングセンター)と6軸多関節ロボット/システムである。研磨職人ロボットには、職人の経験値を教え込む「ティーチング」という過程が必要であり、長年研磨加工の経験を積んできたことでティーチングができた。この工程は完全に機械化できるものではないが、外注に出す場合以上の速度での機械加工工程の内製化と、熟練職人の経験値に基づくロボットによる仕上げ加工工程の機械化・自動化を実現した。
| 加工機 | 機械加工機ロボドリル(マシニングセンター) |
|---|---|
| ロボット | 6軸多関節ロボット/システム |
新しい製品・サービス:研磨職人ロボット
外注に出す場合以上の速度で機械加工工程を内製化できるようになった。熟練職人の経験値に基づくロボットにより、仕上げ加工工程の機械化・自動化を実現した。これにより、外注の継続性と安定性の課題が解消に向かった。研磨職人ロボットは導入サポート付きで販売しており、新たな事業の柱としても期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
商社から研磨加工へ広げた経緯と、現在も大黒柱の商社事業があることは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
関の刃物の集積地という地域性や、長年の研磨加工ノウハウを強みとして挙げているが、市場動向との関係は詳しく書かれていない。
外注の継続性と安定性に課題があり、少子高齢化の影響も認識したうえで、工程の内製化とロボット化に取り組んだ流れが具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、速度向上の表現がある程度である。
自社工場で培った研磨ノウハウとティーチングを担えることは書かれているが、人材や事務処理体制の具体的な記述は少ない。
口金の凹凸を滑らかに仕上げる価値や、ロボット販売にティーチング支援を付ける点は示されているが、顧客ターゲットや需要の裏付けは薄い。
機械導入、ティーチング、内製化という段階的な進め方は示されているが、スケジュールや課題解決の方法は詳しく書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
熟練職人の手作業に頼っていた研磨を機械化した点は読み取れるが、ジャンルの普及度や高価格化の水準は書かれていない。
少子高齢化による職人確保の課題がうかがえるが、地域経済波及や雇用創出の数字は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
熟練者の経験値をロボットに教え込むティーチングという技術活用は書かれているが、サプライチェーンへの貢献は具体的ではない。
省力化や自動化による生産性向上の方向性はうかがえるが、構造転換との関係は書かれていない。
関の刃物という地域ブランドを支えている点が書かれており、地域の特性を活かした事業であることは読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
溶接工程の効率化と増産のため、最新機種の溶接ロボットを中心とした「コンテナハウスRB溶接装置」を導入した。
効果:1棟当たりの溶接時間 48分→20分
輻射窯ガスオーブン(EKⅡ-663TS・CKKK)を導入した。
効果:生産能力 1倍→1.5倍
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件