新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社三進社印刷所
| 事業者名 | 有限会社三進社印刷所 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 岐阜市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | デザイン,情報処理,精密加工 |
| 従業員数 | 4人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1996年 |
創業以来70年にわたり、公的機関を中心に商業印刷、フォーム印刷、出版印刷を手掛けてきた。発注目的を捉えた印刷と納期の正確性に自信を持つ。近年はレーザー彫刻機による多様なカッティング加工を開始し、自治体や病院等の現場で使う簡易システムも自社開発している。印刷業界は縮小傾向にあり、認知症高齢者は予備軍を含めると国内に800万人以上おり国の重要課題の一つとなっている。
抱えていた課題
やったこと
Beaconセンサーとスマートフォンアプリを使い、地域全体で認知症高齢者を見守るシステムを開発した。地域住民が事前にアプリをダウンロードし、センサーを持ち歩く認知症高齢者が近づくと音やメッセージでその位置を知らせ、住民がサポーターとなって助け合う仕組みを構築した。電波は水や鉄筋コンクリートに遮断されるという課題があったため、障害物に合わせた補正係数を積算するアルゴリズムを開発した。また携帯しやすいセンサーケースの作製のためレーザー加工機を導入し、イラストや家族の写真を入れられるケースを考案した。
| 加工機 | レーザー加工機 |
|---|---|
| ソフト | Beaconセンサーとスマートフォンアプリを連動させるシステム |
新しい製品・サービス:スマートフォンアプリを利用した外出中の認知症高齢者お声がけシステム
障害物のある場所でも障害物がない場所と遜色なくスマートフォン上にメッセージを表示できるようになった。レーザー加工機の導入により、素材の種別に関係なく立体物に彫刻・加工が可能となり、個別の要望に合わせたケースの加工ができるようになった。本システムの開発を機に病院内の連れ去り防止用の新生児見守りセンサー等の次のシステム開発につながり、受注にも至って売上拡大につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
印刷業の経験を生かし医療系印刷物の実績から認知症関連アプリ開発を試みたと記載あり、過去事業との一貫性が読み取れる。
電波遮断という課題に補正係数アルゴリズムで対応したとあるが、市場動向や競争優位性の記述は薄い。
印刷縮小という課題認識と新事業展開の必要性は書かれているが、事業計画の定量的な実効性は示されていない。
受注による売上拡大に触れるが、付加価値額や賃上げの目標値は記載がなく、具体的数値も読み取れない。
設計・開発・運用の体制を整えたとあるが、従業員4人規模での人材配置や事務処理体制の具体は薄い。
自治体や病院の現場向け、認知症高齢者の外出時の声がけ困難という課題とニーズが具体的に記載されている。
次の展開として小型化や新生児見守りセンサーへの発展が示されるが、スケジュールや課題解決方法は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
認知症関連の見守りシステムという分野で、既存の仕組みとの差異は示されるが、普及度や高水準化の数値根拠は薄い。
認知症高齢者は国内800万人以上とされ国の重要課題と記載があり、社会的必要性と地域インフラ構築の意図がうかがえる。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値は記載がなく、わずかに売上拡大がうかがえる程度。
Beaconセンサーとスマートフォンアプリの連動で地域住民が助け合う仕組みを構築し、大学等の研究機関との連携も記載されている。
センサー小型化や紙媒体との融合など成長分野への展開がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は明確でない。
地域住民が認知症高齢者のサポーターとなる地域密着の仕組みで、住みよいまちづくりへの貢献が具体的に記載されている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
センサー類は今後ますます小型化が進むと考えられ、本業の紙媒体との融合やアプリとの連動で新たな商品化が図れると期待している。ピアス等のように気軽に身につけられるセンサーも見据え、素材を問わず微細な彫刻・加工ができるようレーザー加工のノウハウを蓄積し準備をしている。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
洗瓶機JRS-2400SH型を導入し、蔵で使用する約20種の形状の瓶をすべて洗えるようにした。
効果:瓶詰・計量・検品の必要人数 8人→4人