回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ケーイーコーポレーション
| 事業者名 | 株式会社ケーイーコーポレーション |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市清水区 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1946年 |
同社は冷凍空調機械などの圧力容器・熱交換器を製造している。容器は溶接構造物であり、溶接不良は性能不足や重大事故につながるおそれがあるため、品質が重視されている。冷凍空調業界では高効率・省エネ機器の開発競争が激化し、その重要部品である圧力容器も従来品より小型で高性能なものへの対応要請が増えている。
抱えていた課題
やったこと
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。ワークが小型化したことで作業者が装置への搬入・搬出を直接行えるようにし、機械セットに要する時間ロスを解消した。溶接トーチを2本備え付け、容器の円周2箇所の同時溶接を可能にした。さらに、オイルセパレータの溶接の約85%を手作業によるCO2半自動溶接から自動溶接装置に移行して自動化した。空いた時間を溶接訓練に充て、機械では対応できない複雑な溶接を溶接作業者が行う体制を作った。
| 加工機 | 簡易円周溶接装置 |
|---|---|
| 加工機 | 自動溶接装置 |
簡易円周溶接装置の導入により溶接時間が短縮されただけでなく、圧力容器等の生産工程全体の抜本的な改善が実現した。取引先からの増産・短納期・低コスト要求に対応できる容器生産が可能となり、価格競争力と納期品質を含むサービス体制が強化された。その結果、競合他社との競争で優位に立ち、受注の拡大が見込まれる。作業者の空いた時間を高度で付加価値の高い仕事に充てられるようになり、人的資源の高付加価値化につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既に自動溶接装置を導入済みで溶接技術の強化を続けてきたとの記載があり、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
取引先からの増産・短納期・低コスト要求や競合との競争が記載され、外部環境への対応意識は読み取れるが、市場動向の具体的数値はない。
課題として小型容器対応が明示され、簡易円周溶接装置の導入と溶接トーチ2本による同時溶接で解決を図った点が具体的に書かれている。
受注拡大が見込まれるとあるが、付加価値額や賃上げの目標値、数値による実現可能性の根拠は示されていない。
専用の溶接トレーニングルーム、有資格者と検査設備の保有、溶接作業者の育成体制が具体的に記載され、遂行体制がうかがえる。
小型容器の増産・短納期対応というニーズと、競合に対する優位性は記載されるが、顧客ターゲットの明確な整理は薄い。
自動溶接機と作業者の融合、溶接トーチ2本の設置、作業者の空き時間の訓練充当など、課題解決の進め方が具体的に示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
冷凍空調分野の小型高性能化の流れは述べられるが、新市場や高価格化の水準を示す記述は乏しい。
冷凍空調業界の高効率・省エネ開発競争の激化に言及するが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由の記述は限定的。
溶接時間の短縮や生産工程全体の改善、人的資源の高付加価値化が書かれるが、補助金額や費用対効果の数値はない。
自動溶接と人の組み合わせによる一人セル生産は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
冷凍空調業界では技術革新がさらに進み、今後も小型で高性能な製品が開発されると想定される。今回の取り組みでこうしたニーズへの対応力を強化し、受注も安定・増加している。今後は冷凍空調業界に留まらず、食品・環境・化学分野への進出も視野に入れている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
電子部品の実装作業に長年取り組んできた経験と、現場のニーズへの理解、社内技術者による在庫管理システムの設計力を活かし、中小の電子部品を扱う…
受注業務と生産管理業務を自社開発したシステムで自動化し、注文一覧や現品票から図面を自動で検索して製造現場へ転送する受注システムを導入した。
効果:製品の対応品種数 1,100品種→1,700品種