高精度両頭フライス盤導入による生産能力拡大と顧客ニーズ対応
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
株式会社ナベル
成果重量 3kg→2.1kg
| 事業者名 | 株式会社ナベル |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 伊賀市 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | デザイン,精密加工,接合・実装 |
| 従業員数 | 199人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1972年 |
1972年にカメラの蛇腹専業メーカーとして創業し、医療機器や精密機械の製造を手がけてきた。現在は再生可能エネルギーやメンテナンスなどの新規分野へ事業を広げている。東日本大震災や広島の集中豪雨では、道路インフラの破壊により燃料の供給が不安定になった。
抱えていた課題
やったこと
アモルファスモジュールを用いた折りたたみ可能で耐久性に優れたソーラー電源を開発し、軽量化した蓄電池をユニット化して携帯性を高めた。目標は電気供給量150W(max)、蓄電量180Wh、重量3kgとした。蓄電池は市販品と自社製作品の双方を調査し、AC負荷150Wで連続給電時間を測定した。機能試作品では耐候性・耐水性・防水性試験を行い、過酷な条件でも問題なく使用できることを確認した。ラミネータとソーラーシミュレーターを導入して社内で機能試作と性能評価を行った。
新しい製品・サービス:折りたたみ式ソーラー電源(発電装置)と、発電装置とセットで持ち運べる蓄電池ユニット
折りたたみ方式により重量を目標比30%減の2.1kgにし、厚さを2.5cmに抑えて持ち運びやすさを実現した。高さと幅もほぼ目標どおりとなった。ラミネータとソーラーシミュレーターを社内に導入したことで機能試作と性能評価を自社で行えるようになり、耐候性や防水性を確認して製品化への目処が立った。
補助事業終了後も蓄電池の開発を続け、200Wh・3.6kgの蓄電池を開発した。今後は自治体や自衛隊に製品を利用してもらい、得られた評価を製品仕様に反映して新たな市場を開拓していく。
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分