画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
近江化学工業株式会社
成果売上高 100%→150%
| 事業者名 | 近江化学工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 米原市 |
| 業種 | 化学工業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 70人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1961年 |
当社は消防放水器具向けのゴム製品(ブルータイヤとUパッキン)を製造しており、品質の安定と低価格が求められている。一方で、プレス成型は手作業の工程が多く、労働環境が厳しい。労働力人口減少による人手不足の影響で、従業員の確保も困難な状況が続いていた。
抱えていた課題
やったこと
現行の設備に代えて、自動成型機(大容量射出装置)を導入した。導入により、ゴム切断・計量、金型へのゴムセット、脱型の工程を自動化した。金型へのセットは最初にゴム生地を機械へセットすれば以後は自動で行う。設備導入後に人の手が必要なのは、ゴム生地のセットと、脱型後の製品回収およびバリ取りによる軽作業の仕上げのみとなった。導入後は24時間自動稼働が可能になった。
| 加工機 | ゴム製品自動成型機(大容量射出装置) |
|---|
新しい製品・サービス:ブルータイヤ(放水ホースの継ぎ目金具を保護するゴムリング)
自動化により手作業が減り、品質の向上と不良発生率の大幅な低減が見込まれる。加工時間が短縮され、材料の無駄が減って歩留まりも良くなった。人件費が大幅に削減でき、従業員は危険な発熱体の近くでの長時間労働から解放されて満足度も高まった。一人の従業員を他ラインに配置でき、女性や高齢者を活用する選択肢も広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との一貫性は読めず、既存のゴム成型事業の延長として自動化を進めたことが述べられるのみで、経営戦略上の位置付けは具体的でない。
消防放水器具向けの品質安定と低価格への要望、人手不足という外部環境は書かれているが、競争優位の源泉となる自社の強みの記述は薄い。
手作業工程が多い課題を示し、自動成型機で不良発生率0.1%程度を限りなくゼロに近づけ、売上高と利益率の向上を見込むと具体的に書かれている。
売上150%アップという目標は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現根拠も示されていない。
従業員の再配置や女性・高齢者のパート活用に触れるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の記述は読み取れない。
ブルータイヤとUパッキンが一対の製品であること、品質安定と低価格が顧客要望であること、新規取引が期待できることが書かれている。
ブルータイヤの着色問題を配合改良で解決する計画と近日中の製品化予定が書かれ、課題と解決方法は示されているがスケジュールは曖昧。
公開されている事例からは読み取れません。
消防放水器具向けゴム製品の一般的な普及度や高付加価値化の水準についての記述は見当たらず、わずかに高単価化をうかがえる程度。
労働力人口減少による人手不足への対応や女性・高齢者の雇用機会の広がりが書かれ、地域雇用への効果がわずかにうかがえる。
加工時間の短縮、材料歩留まり改善、人件費の大幅削減、不良率の低減など効果が複数具体的に書かれている。
自動成型機による自動化は書かれるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献、新ビジネスモデルの記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
滋賀県米原市の立地は会社概要にあるが、地域の特性を活かした付加価値創出や地域経済への牽引の記述は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
ブルータイヤの着色問題を材料配合の改良で解決し、近日中に製品化する計画である。ブルータイヤの品質安定と低価格化が達成できれば新規取引が期待できる。今後は全社的な生産工程の自動化を進めたいと考えている。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm