自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社 野村隆哉研究所
| 事業者名 | 株式会社 野村隆哉研究所 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 湖南市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 2人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 2005年 |
株式会社野村隆哉研究所は、京都大学を退官後の2005年11月に燻煙式熱処理炉の製造と熱処理技術のコンサルティングを行うために設立された。木材の寸法安定化技術を基盤に、建築用材への応用研究の成果を持つ。楽器用材については、ヴァイオリンやギターの表板・裏板など部品ごとに音響特性の異なる木材が使われており、良材の不足が業界の課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
今回、ものづくり企業の開発試作補助事業を活用して、楽器用材のための熱化学還元処理炉を設置した。酸素を含まない燃焼ガスの還元雰囲気下で熱処理を行い、より良い音響特性が得られる処理条件を見出した。あわせて、材料の物理特性と音響特性の間の重要な相関関係を明らかにした。さらに、熱化学還元処理材を用いて楽器の試作を行い、聴覚評価を実施した。熱化学還元処理材で作ったヴァイオリン3本と通常材のヴァイオリン5本を用いた弾き比べでは、奏者が好ましいと選んだ3本がすべて熱化学還元処理材で作られたものだった。
| 加工機 | 熱化学還元処理炉 |
|---|
新しい製品・サービス:熱化学還元処理を施した楽器用材
熱化学還元処理材を用いた楽器は、従来の楽器用材に比べて音響特性が著しく改善された。演奏家からは、高音域の音の均質さや伸びの良さ、中音域での優れた発音などが評価された。ヴァイオリンの弾き比べでは、奏者が選んだ3本がすべて熱化学還元処理材で作られたものだった。楽器製作者や演奏家から高い関心と期待を得ることができた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
京都大学での木材研究からの一貫したテーマとして燻煙熱処理を位置づけ、2005年設立の事業につなげている。経営戦略上の明確な位置づけは数字では示されていない。
楽器用良材の枯渇や従来の数十年の乾燥が課題と述べ、強みとして熱化学還元処理の特性を挙げている。市場規模や競合との比較は書かれていない。
楽器用材の課題認識は示されているが、事業計画の売上・付加価値向上の具体的な道筋は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
代表者の長年の研究経歴と従業員2人の体制は読み取れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は薄い。
音響特性の改善を奏者評価で示し、3本対5本の弾き比べで熱化学還元処理材が選ばれたと具体的な結果がある。
今後は楽器用材研究会を主宰し完成度を高めると述べているが、スケジュールや課題解決の方法は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
熱化学還元処理は従来の楽器用材と異なる処理方式で、弾き比べで通常材より選ばれたなど、高付加価値化の根拠が示されている。
楽器用良材の枯渇、国産スギの規格材化による森林・林業活性化の構想が示されているが、波及効果の数値は書かれていない。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえるのみ。
新しい処理技術と楽器製作者との連携は示されるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
滋賀県湖南市三雲の約1,300坪の敷地を拠点に、山間・中山間地域の活性化や木の文化の再構築を地域に根ざして進める構想が示されている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は楽器用材研究会を主宰し、楽器製作者、音響学者、音楽愛好家などの参加を得て研究を進め、技術の完成度を高める。展示会やワークショップで熱化学還元処理材の楽器を広め、事業として発展させることを期待している。また、国産スギの形状寸法を安定化させて規格材とし、需要拡大と森林問題の解決を図る計画を検討している。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分