おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
三友エレクトリック株式会社
成果不良品発生率 3%/月→0.1%/月
| 事業者名 | 三友エレクトリック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 米原市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 130人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1974年 |
当社は1974年に電気機器の組立・配線を主要事業として創業し、現在は産業用電気機器の設計から出荷、現地作業までをほぼ一貫して手掛けるワンストップ生産体制を築いている。重要顧客からの要請に基づき、高い国際競争力を持つパワーエレクトロニクス製品および周辺機器の試作開発に取り組んだ。この製品はIT・省エネ関連、産業機器、電力機器などに使われ、近年需要が急速に高まっている。
抱えていた課題
やったこと
板金工程の曲げ加工の課題を解決するため、鋼板の曲げによる伸びなどを自動計算し、入力どおりの曲げ角度に補正するNCベンディングマシンを導入した。これにより正確な曲げと正確な切断が可能になった。さらに加工データ作成専用のソフトを導入し、パソコン上で加工データを構築できるようにした。これを用いて試作開発と仕様決定、試作品の評価、生産工程の整備を進め、受注案件を確実に販売に結びつけることを目指した。
| 加工機 | NCベンディングマシン |
|---|---|
| ソフト | 加工データ作成専用ソフト |
新しい製品・サービス:大容量パワーエレクトロニクス製品
不良品の発生が大幅に減り、曲げ工程の工数と納期が短縮された。試作品の評価に時間をかけられるようになり、多くの改良を重ねて顧客から高い評価を得た。2016年度から商品化し、国内外で販売が伸びて市場シェアも拡大している。受注の波による生産能力の不足は課題として残っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1974年創業以来の配線組立・精密板金・塗装の実績と、ワンストップ生産体制の構築が書かれており、事業の一貫性は読み取れる。
重要顧客からの要請に基づく大容量パワーエレクトロニクス製品の試作であり、国際競争力への言及はあるが、競争優位の定量的根拠は乏しい。
不良率3.0%/月を0.1%/月に、工数を57%削減、納期を7日から3日に短縮と、課題と数値目標・結果が具体的に示されている。
2015年売上を100として2016年110、2017年142の見通しと数値が示され、高い付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員130人や事業担当者の部署・氏名は書かれているが、補助事業を遂行する体制の具体的な人員配置は読み取れない。
顧客からの高評価や市場シェア拡大、IT・省エネ・電力機器での需要増が書かれ、ニーズの裏付けは一定程度ある。
2016年度から商品化、2次元から3次元CADへの切替など補助事業後の取組とスケジュールが示され、課題も言及されている。
公開されている事例からは読み取れません。
大容量パワーエレクトロニクス製品は需要が急増とあるが、同分野での高付加価値化・高価格化の水準は具体的に示されていない。
IT・省エネ・産業機器・電力機器に使われ需要が高まり、海外販売もあるが、経済波及や雇用創出の記載は乏しい。
不良率や工数・納期の改善数値はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
加工データ作成ソフトの導入やCADの効率化はあるが、先端デジタル技術によるサプライチェーン全体への貢献までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
滋賀県米原市の本社所在地は記載があるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用拡大の具体的記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2017年は142になる見通しで、今後も150前後で推移すると考えている。パワーエレクトロニクス市場はIT化・省エネ化・スマート化で今後も伸長すると予想され、生産能力の向上が求められる。開発と生産のリードタイム短縮や変更への柔軟性も進め、新たな事業展開も視野に入れている。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分