海面養殖漁業者向けのアルミ小型漁船の実用化開発
3次元設計CADを導入し、疑似曲面(多面体)による設計の簡易化とスピーディな設計対応を実証するため、試作船を建造した。
常磐精工 株式会社
| 事業者名 | 常磐精工 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 堺市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 従業員数 | 17人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1964年 |
同社は昭和39年にフォークリフト向けベアリング加工業として創業し、金属切削加工技術を生かしてペグや園芸用品、ディスプレイスタンド、看板などを手がけてきた。現在は完全自社製造による自社ブランドの看板を全国に出荷しており、主力製品は仮設看板・販促什器である。防災意識の高まりを受け、商業施設や教育機関、公共施設で常に使われ目に届きやすい看板に防災用途を加える構想が生まれた。
抱えていた課題
やったこと
大阪府立大学に依頼して強度算出と強度試験を行い、強度の目安として車いすの品質管理体制と製品試験の基準を定めたJIS T9201を採用した。荷重100kgの実験でも問題がなく、その後の実用実験も同大学で行い安全性への自信を深めた。看板のパネル部分を取り外すことで、誰でも簡単に車いすへ変化させられる構造とし、その所要時間は数秒とした。車いすタイプ、リヤカータイプ、ストレッチャータイプなど複数のバリエーションを展開し、展示会でPRを行った。
新しい製品・サービス:防災・介護機能を備えた置き看板「サポートサイン」。看板のパネルを外すと車いすなどに変化し、緊急時に人を安全な場所へ運搬できる。
「サポートサイン」は身近な看板として機能しながら、緊急時には人の役に立つ防災用具になる点が特徴である。展示会でのPRが奏功し、テレビなどでも取り上げられるようになった。駅や学校、イベント会場などでの設置を想定し、大学やスーパー銭湯なども導入を始めている。販売価格帯は10万円前後に設定する予定で、通常のストレッチャーやキャスター付き担架が10〜20万円で販売されていることを踏まえると付加価値のある製品として市場に出せると考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和39年創業のベアリング加工から金属切削技術を他分野へ展開し、看板製作へ至るなど、一貫した技術の延長線上の取組が読み取れる。
AED累計44万台・約78%が公共施設という市場動向をふまえ、自社の金属切削技術と看板製作の強みを活かした商品設計が読み取れる。
保管場所の確保が課題と整理され、防災看板で解決し、価格を10万円前後に設定予定とする事業構想が読み取れる。
AED設置数の約25%を公共施設で目指すという市場シェア目標はあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていない。
従業員17名の体制と、大阪府立大学への強度試験依頼、展示会での販路開拓が書かれ、遂行体制の一端がうかがえる。
看板から車いすへ数秒で変形する機能、通常の担架10〜20万円に対する価格設定など、顧客と価値が数字つきで整理されている。
市場開拓の方向性は書かれているが、中長期の遂行スケジュールや課題の解決方法は具体的に示されていない。
資本金2,000万円の記載はあるが、資金調達の見込みや財務状況の詳細は書かれていない。
防災看板という商品は市場に存在しないとされ、新分野での独自性と付加価値性が読み取れる。
少子高齢化や自然災害への対応、AED設置の公共施設への普及という社会的意義は読み取れるが、経済波及効果への言及は薄い。
補助金投入額と付加価値増加の関係は書かれておらず、費用対効果を数値で判断する材料は示されていない。
看板と緊急搬送機能を組み合わせた新しい商品の構想はあるが、デジタル技術の活用は見当たらない。
防災・介護分野への参入を志向しているが、市場成長や日本経済の構造転換への言及は乏しい。
堺市での事業展開、大阪府立大学との連携、堺技衆への選出など地域との結びつきがうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
AEDの設置数に近い数の公共施設への設置を目指し、AED設置数の約25%を目標に市場を開拓していく考えである。
これらのオリジナル治具は他社では真似できないと自負している
公式の事例集より(原文のまま)
3次元設計CADを導入し、疑似曲面(多面体)による設計の簡易化とスピーディな設計対応を実証するため、試作船を建造した。
廃棄衣類を繊維状にほぐす「開繊」の技術を開発し、さまざまな技術を検討した結果、最適な方法と条件を見つけた。
視認性が高い太陽光式の小型LED表示機「ソーラーONE」を開発した。
効果:運搬・設置作業の必要人数 2名→1名