回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社新田
成果工程リードタイム 1倍→0.2倍
| 事業者名 | 株式会社新田 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 北葛城郡広陵町 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 設立 | 1953年 |
1953年創業の当社は、靴下などのメリヤス製造に始まり、現在はアパレルメーカーやDCブランドを顧客として、リバーコートとカットソーのOEM生産を行っている。リバーの量産が可能な企業は全国に数社しかなく、リバーとカットソーの量産を両立しているのは当社のみである。既製品のリバーコート市場において、リバー縫製の大ロット生産の受注ができる企業は3社のみで、当社はその一端を担っている。
抱えていた課題
やったこと
補助事業では全自動裁断機及びCADシステムを導入し、パターン(型紙)、マーキング、裁断までの工程を自動化した。これにより製造時間の短縮を図った。自動化により工程リードタイムを5分の1以下に短縮し、ユーザーからのニーズである小ロット・高品質・低コストに対応した生産が可能となった。
| 加工機 | 全自動裁断機 |
|---|---|
| ソフト | CADシステム |
全自動裁断機及びCADシステムの導入により、パターン工程から裁断工程までが自動化され、工程リードタイムが5分の1以下に短縮された。これにより小ロット・高品質・低コストの生産が可能となった。その結果、今までは冬場のリバーコートのみだった受注が、秋春物の受注にも対応できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
リバー縫製とカットソーを両立する縫製工場で、事業の背景に既存の強みが読み取れるが、経営戦略上の位置付けまでは書かれていない。
リバー縫製を量産できる企業が全国に数社しかないことは書かれており競争優位性はうかがえるが、市場動向との関係は具体的に述べられていない。
総受注が増加傾向なのに生産量に限りがあり受注できない課題を明示し、裁断工程の自動化で時間短縮と小ロット対応につなげた流れが読み取れる。
工程リードタイムを5分の1以下に短縮し、秋春物の受注にも対応できるようになったと具体的な成果が書かれているが、今後の付加価値目標は読み取れない。
高度技術を持つ縫製工場との協力体制や障がい者を含む従業員の働く場の確保が書かれており、体制の一端はうかがえるが、事務処理能力までは読み取れない。
リバー縫製は軽くて薄く着心地が良いこと、需要が高まっていることが書かれ、小ロット・高品質・低コストというユーザーニーズへの対応も示されている。
中長期の遂行方法やスケジュールは書かれていないが、職人の高齢化と継承者不足への協力体制という課題意識がわずかにうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
最高級縫製手法であるリバー縫製は量産できる企業が全国に数社しかなく、同分野で高水準の高付加価値品を扱う点が具体的に書かれている。
障がい者を含む職人の働く場の確保や技術継承への取り組みが書かれ、雇用面の波及はうかがえるが、経済波及効果の記述は薄い。
工程リードタイムを5分の1以下に短縮した成果は具体的だが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数字は書かれていない。
パターン工程から裁断工程までを自動化したことは書かれているが、地域やサプライチェーン全体への貢献までは述べられていない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県の地場ブランド事業に参加し、奈良県内で自社ブランドを展開している点から地域性はうかがえるが、雇用創出の規模は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。
電子部品の実装作業に長年取り組んできた経験と、現場のニーズへの理解、社内技術者による在庫管理システムの設計力を活かし、中小の電子部品を扱う…