ものづくり補助金平成26年度製造業和歌山県

五面マシニングセンター導入での製造工程の改善による生産プロセス革新事業

ヒカリ技研株式会社

成果自社の加工比率100%を目指した

この事例のポイント

  • 五面加工機を外注加工に頼っており、外注依存率が40%以上に上がっていた。
  • 五面加工機として門型マシニングセンタMCRH-A5CII20X30を導入した。
  • 自社の加工比率100%を目指した。五面加工機の導入により社内加工の受注量が拡大し、売上の上昇と顧客ニーズへの即応力強化の見通しが立った。

事業者のプロフィール

事業者名ヒカリ技研株式会社
所在地和歌山県 和歌山市
業種生産用機械器具製造業
技術分野精密加工,材料製造プロセス
従業員数8人
資本金1,000万円
設立1973年

事業の背景

同社は産業機械や省力化機械の設計から製作、組み立て、据え付けまで一貫して行うトータルエンジニアリングを強みとしている。製造部門には五面マシニングセンタを1台保有しており、稼働状況は非常に良く、常に1.5カ月程度の受注量を抱えていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力五面加工機を外注加工に頼っており、外注依存率が40%以上に上がっていた。
  • 納期・工程外注加工の比率が年々増え、五面加工の見積案件でも納期に対応できず受注を断念するケースがあった。
  • 生産能力社内の受注量が多く、対応できない分は外注に頼らざるを得ない状況だった。

やったこと

五面加工機として門型マシニングセンタMCRH-A5CII20X30を導入した。大きさ1500mm×3000mm以内、加工高さ750mm以内の機械装置のフレームや大物ブラケットを対象とし、部品を一度固定すれば立方体の5面を同時に加工でき、加工精度も向上する。製造部門の外注依存率を下げ、自社加工比率100%を目指した。

  • 加工機門型マシニングセンタMCRH-A5CII20X30

事業の効果

  • 自社の加工比率100%を目指した

五面加工機の導入により社内加工の受注量が拡大し、売上の上昇と顧客ニーズへの即応力強化の見通しが立った。新機種導入で社員同士の競争力が高まり、加工段取りを複数の視点から検討できるようになって、精度の高い高品質な製品を提供できるようになった。設計から組み立てまでの一貫受注が進み、品質向上と短納期対応も可能になった。

今後の展望

五面加工機を2台保有することで加工の受け入れが広がり、新規顧客獲得のPR材料になると考えている。大型NC旋盤と合わせて受注量の拡大は可能と見ている。一方で2020年からのコロナの影響で材料費が高騰し、輸入も一時停止したため材料や部品が不足している。今後は社会情勢を踏まえ、顧客との納期や価格交渉も検討する。

  • 目標:外注依存率は40%以上

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。