回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社半鐘屋
成果原料選別の効率 1倍→10倍
| 事業者名 | 株式会社半鐘屋 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 津山市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1957年 |
明治25年に豆腐屋として創業し、戦後より穀粉製造業を営む。米粉をはじめとした多様な穀粉製品を、業務用卸のほか直営店での小売や通信販売で提供している。大豆を蒸して圧ぺん、乾燥した「押大豆」は食文化の変化で現在はほとんど流通していなかったが、ヘルシーで味がよく、その魅力を新しい形で再発信したいという思いが社内にあった。平成26年に外部アドバイザーの協力を得て開発した「SOY MY LIFE押大豆シリアル」を展示会に出品したところ、全国のバイヤーから取引の打診が殺到した。
抱えていた課題
やったこと
増産に向けて製造ラインを整備した。製造管理システムソフト(大量・多品種のロット管理、トレーサビリティが可能)、ベルト式色彩選別機(色・形の悪い豆を自動で選別)、脱水装置(水切り時間を短縮)、大型で熱効率のよいスチーマー(大量の豆を蒸せる)、重量のある原料を圧ぺん機や計量機へ投入するバケットリフト、押大豆専用の大型乾燥機を増設、計量機、金属探知機の計8件の設備・システムを導入した。
新しい製品・サービス:SOY MY LIFE押大豆シリアル
設備導入により各工程の生産効率が大きく向上し、全体の日産量は80kg程度から500kgへ増えた。需要に対応できる生産体制が整い、機械化によって衛生管理も容易になった。製造管理のIT化により、安心安全な製品を自信をもって提供できるようになり、ブランド力の向上につながった。シリアルに加えグラノーラ、ミューズリーも発売して売れ行きは好調で、流通、飲食、食品メーカーからの需要にも対応でき販路が広がっている。
押大豆の事例を契機に、昔ながらの穀物素材を新しい感覚でリノベーションする商品開発に意義を見出している。第2弾として製パン・洋菓子向けに微粉砕した煎大麦粉を開発し、手応えを感じている。今後は信頼できる原料の確保を前提に契約農家の開拓を進め、生産者とWin-Winの関係を築く取引を増やして地域農業の活性化に貢献したい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人