ものづくり補助金平成26年度農業、林業岡山県

小型機械を導入して放置林の間伐を行い森林保全に努める

株式会社森淵林業

成果従来の生産量から20%以上増えた。

この事例のポイント

  • 林業では後継者不足や就労者の高齢化により、必要な森林整備が実施されていない。
  • 急峻な森林でも稼働できる小型で大径木の造材作業ができる、ケスラー社製のストローク式ハーベスタを導入した。
  • 従来の生産量から20%以上増えた。急峻な森林でも大径木の枝払いと造材作業が効率的に行えるようになり、生産性が向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社森淵林業
所在地岡山県 津山市
業種林業
技術分野精密加工
従業員数6人
資本金100万円
設立2013年

事業の背景

同社は森林経営コンサルティング、素材生産、架線工事設計・施工、ドローン調査などを行っている。森林作業道の作設やワイヤーによる架線集材など、昔ながらの方法で森林整備を実践できる数少ない専門業者であり、リスクの高い急峻な森林の整備作業も率先して手がけている。木材市場では木材価格の下落が続く一方、バイオマス発電の燃料としての需要増が想定される。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能林業では後継者不足や就労者の高齢化により、必要な森林整備が実施されていない。
  • 生産能力大型機械が進入できない急峻な森林では加齢林化が進み、豊富な森林資源が放置されている。
  • コスト・採算木材価格の下落により造材搬出コストの削減が必要になっている。
  • 生産能力加齢林の大径木の枝払いと造材作業は、既存の小径木用プロセッサーでは対応できず、チェーンソーによる手作業で非効率でコストがかかり、作業者の負担も大きい。

やったこと

急峻な森林でも稼働できる小型で大径木の造材作業ができる、ケスラー社製のストローク式ハーベスタを導入した。ケスラー社はフィンランドのメーカーで日本の山林向けの設計になっていなかったため、社長自らが使いやすいようにカスタマイズし、立木の伐採に使うチェーンソー関連の項目を削除した。さらに材木をつかむ力と送るスピードを設定し、適正値のデータを作成した。導入後は社長のほかにもう一人オペレーターを育成し、使用機会が増えた。

  • 加工機ケスラー社製ストローク式ハーベスタ

新しい製品・サービス:ケスラー社製の新型ストローク式ハーベスタ

事業の効果

  • 従来の生産量から20%以上増えた。

急峻な森林でも大径木の枝払いと造材作業が効率的に行えるようになり、生産性が向上した。機械は故障が少なくメンテナンスも容易で、作業者の負担も軽くなり安全も確保される。急峻な森林の整備が可能になることで、効率的な木材生産と森林資源の保全、自然災害の防止につながる。

今後の展望

急峻な森林の整備作業が可能になることで、効率的な木材生産と森林資源の保全、自然災害の防止を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。