下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
株式会社テイケイエンジニアリング
成果測量調査作業日数 34日/人→29日/人
| 事業者名 | 株式会社テイケイエンジニアリング |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 下関市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 925万円 |
| 設立 | 2000年 |
株式会社テイケイエンジニアリングは、公共事業のインフラ整備や土地の利用・建築・開発に関する調査、測量、設計計画、各種認可申請、施工、不動産登記などの工程を担う企業である。現状の測量は2D観測が中心だった。i-Constructionの流れの中で、3次元の元データを取得して設計計画などに活用する需要が見込まれていた。
抱えていた課題
やったこと
UAV(無人航空機)、3Dレーザースキャナー、GPS受信機の機種とメーカーを、機能や仕様を確認したうえで選定した。UAVは1バッテリーあたり飛行時間15分、揚力4kgで、ジャイロ機能により精度の高い撮影が可能なシステムを導入した。3Dスキャナーは350メートルスキャンに対応し、従来水準の3分の1の間隔で測定光を発光して高精度な測定を行う。GPS受信機は226チャンネルを搭載し、準天頂衛星やGalileo衛星の電波を受信できる。取得した3次元データについて、モデル作成と解析まで自社で行う体制を整えた。
新しい製品・サービス:3Dデータを活用した測量・計測・提案サービス
測量調査の作業日数が1人あたり5日削減された。地形的な理由で従来は測量が困難だった場所も計測できるようになり、さらなる時短が期待される。作業時間の短縮により人件費が減り、案件の短期化や省力化、コストダウンが図れるため、大型受注業務でのメリットが期待できる。さらに、3次元での現況確認や写真の立体化により成果品の分かりやすさが向上し、2mm程度のひび割れも検出できるようになった。
3次元データを利用したサービス革新を拡大しており、実務での図面の3次元化、ハンディスキャナーを用いた文化財のアーカイブ、インフラ調査での点や線を面にする詳細データ作成など、運用の高度化を進めている。技術のスタンダード化も間近であり、今後も運用を推進していく。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
オランダのアイディーテック社が開発した自走式カメラと作業ロボットが一体化したロボットシステム「スワーロボテックス」を導入した。
効果:作業車の台数 2台→1台
平成31年度ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金を利用し、高度なUAV測量技術を持つアイエイチプランニングと連携した。