回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
富士製紙企業組合
| 事業者名 | 富士製紙企業組合 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 吉野川市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,材料製造プロセス |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 3,900万円 |
| 設立 | 1952年 |
和紙は薄くて丈夫なことが特徴だったが、美術家の画材用紙や写真家のインクジェット用途が広がり、厚い和紙への需要が高まってきた。従来の生産方法では効率が悪く品質も安定しないため、市場の需要に対応できる安定生産の体制が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
前工程の乾燥ドライヤーと同期したロータリーカッターで、紙を紙管に巻かずに定寸で切断して自動で積層する設備を導入した。60cmから2mまでの定寸に裁断できるシステムを構築した。生産スピードや生産数などのデータをメインコンピュータに集約し、進捗管理や生産状況のデータベース化を図った。社内にプロジェクトチームを結成して課題解決に取り組んだ。
| 加工機 | NC シングルカッター&テーブルリフター |
|---|
新しい製品・サービス:厚手の和紙(200g/㎡以上)
紙を巻かずに定寸で自動裁断・積層できるようになり、手作業だった工程が自動化されて効率的な生産が可能になった。品質も向上し、60cmから2mまでの定寸に対応できるようになったことで、多様化する需要に応えられる体制が整った。生産データの一元管理により進捗や生産状況を把握しやすくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の薄い和紙から厚い和紙への需要変化への対応と書かれるが、経営戦略上の位置付けや過去の取組との一貫性は読み取れない。
美術家・写真家など芸術分野の厚い和紙需要の高まりに触れており、市場動向と自社の対応は読み取れるが、強み・弱みの分析は薄い。
手作業での裁断が手間で生産性が悪く品質も安定しないという課題を示し、定寸自動裁断の導入で解決する流れが具体的に書かれている。
効率生産や品質向上が図れたとあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、実現可能性は読み取りにくい。
プロジェクトチームを社内に結成したとあるのみで、人材や事務処理能力についての記述はわずかにうかがえる程度。
厚い和紙(200g/㎡以上)を画材・インクジェット用途の顧客に供給する点や、60cmから2mの定寸対応が明記されている。
前工程の乾燥ドライヤーと同期したロータリーカッターの導入と、生産データの集約による進捗管理が書かれるが、スケジュールは薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
厚手の和紙は一般的な需要が少ない分野で、厚い和紙(200g/㎡以上)を高付加価値の用途に展開している点が具体的に書かれている。
和紙のユネスコ文化遺産認定や和への関心の高まりに触れ、多彩な用途への展開可能性はうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
生産データのメインコンピュータへの集約や進捗管理のデータベース化が書かれるが、サプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島県吉野川市の和紙製造事業者である点は読み取れるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
和紙のユネスコ文化遺産認定や東京オリンピックの開催などで和への関心が高まっており、和紙は芸術分野にとどまらず多彩な用途への展開が見込めるため、新たな市場を開拓すべくマーケティングに注力していく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%