高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
高陽建設株式会社
成果接着スピードが大幅に改善され、従来より約3.5倍のスピードで生産が可能となった。
| 事業者名 | 高陽建設株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 高松市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | デザイン,製造環境,接合・実装 |
| 従業員数 | 38人 |
| 設立 | 1960年 |
他社との差別化路線の成功により、近年売上は増加した。一方で、受注の伸長に対して完工させるだけの生産能力が間に合わない状態が続いていた。生産能力の向上と品質の確保は並行して対応する必要があり、大工の技術向上と継承が課題であった。
抱えていた課題
やったこと
本事業で高周波誘電加熱技術を応用した「高周波板はぎ・枠組み・縁貼り接着機」を導入し、生産スタイルを一新した。この機械は精密加工と接合・実装に関わる先進技術を用いたもので、非加熱木材自体を発熱体にして高周波誘電により加熱する。これにより製品の品質を損なうことなく乾燥と接着が可能になった。
| 加工機 | 高周波板はぎ・枠組み・縁貼り接着機 |
|---|
接着スピードが従来より約3.5倍となり、生産が大幅に効率化した。木材の乾燥むらが少なくなり、木製品特有の乾燥収縮がおさえられて品質が安定した。材料の歩留まりも飛躍的に向上した。機械化により作業時間が短縮され、下駄箱の製作では約15時間の短縮につながりコストダウンにも寄与した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
他社との差別化路線の成功を背景に、接着機の導入で生産能力を高める流れが読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体性が薄い。
高品質・多品種少量生産への対応が差別化の強みとされているが、市場動向や競合との比較データは示されていない。
受注伸長に生産能力が追いつかない課題を明示し、接着スピード約3.5倍で解決する構成になっており、課題認識は具体的。
接着スピード約3.5倍、下駄箱製作で約15時間短縮と数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員38名、平均年齢28.1歳の大工を社員化して育成する体制が示されるが、事業遂行体制の詳細は書かれていない。
高品質住宅や乾燥むらの抑制など製品価値は書かれているが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは整理されていない。
技術継承のための新しい仕組みに着手とあるのみで、スケジュールや遂行方法の記載はうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
高品質・多品種少量生産で他社との差別化を図る点は読み取れるが、分野の普及度や高価格化の水準は示されていない。
大工技能の育成や雇用の確保、技術継承を長期に可能にする点は読み取れるが、波及効果の定量的な示しは乏しい。
約15時間の時間短縮や材料歩留まりの向上は読み取れるが、補助金投入額と付加価値増加の関係は示されていない。
高周波誘電加熱という先進技術を用いた生産方式の改善は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は示されていない。
中型工務店から大型工務店への脱皮が示されるが、日本経済の構造転換に資する分野への進出は読み取れない。
豊かな地域づくりへの貢献や地域活性事業への言及があるが、地域の特性を活かした経済成長への具体的な記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
受注の伸長により、中型工務店から大型工務店へ脱皮し、安定した経営基盤を構築する。大工技能の育成や雇用の確保を長期に渡り可能とし、技術継承の新しい仕組みづくりに着手する。品質に優れた建築を地域に供給し、豊かな地域づくりに貢献していく。
「時とともに深まる家」づくりを守り続けたい。
公式の事例集より(原文のまま)
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%