ものづくり補助金平成26年度製造業香川県

レーザー加工機を用いた県産材(地域材等)を使用した木製品の試作開発と生産・受注拡大事業

株式会社太洋木材市場

成果突き板カット作業時間 100%(手作業時間比)→3.3%(手作業時間比)

この事例のポイント

  • 木材製品市場が縮小傾向にあり、販路拡大や新規事業への参入が必要だった。
  • レーザー加工機を導入し、ヒノキのランプシェードを試作した。
  • 突き板カット作業時間 100%(手作業時間比)→3.3%(手作業時間比)。突き板のカット作業は手作業時間の1/30程度まで短縮された。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社太洋木材市場
所在地香川県 高松市
業種木材・木製品製造業
技術分野デザイン,精密加工,機械制御
従業員数19人

事業の背景

杉やヒノキを主力とした建築木材・構造材などの国産材を扱う従来事業では、市場が縮小傾向にあった。香川県をはじめ四国4県や奈良県など近隣県産の木材を県内の小売業へ販売していた。国内外の展示会に出展したところ高い評価を得て、オリジナル製品へのニーズを得たため、新製品開発に着手した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 販路・情報発信木材製品市場が縮小傾向にあり、販路拡大や新規事業への参入が必要だった。
  • コスト・採算新製品開発にあたり、手作業によるコスト高とリードタイムの長さに直面していた。
  • 品質・精度手作業では微細な加工や安定した品質の製品づくりが難しく、品質にばらつきがあった。

やったこと

レーザー加工機を導入し、ヒノキのランプシェードを試作した。イラストレーターで2Dや3Dのデータを作成し、突き板、挽き板、角材などの材料で切り抜きや彫刻を行った。突き板は厚みによって強度が異なり、従来のままでは強度が弱く破れてしまったため、強度を保ち組み立てもできる最適な厚みまで試作を重ねた。その後、耐久試験を実施し、結果分析と改善点の検証までを行った。

新しい製品・サービス:ヒノキのランプシェード

事業の効果

  • 突き板カット作業時間 100%(手作業時間比)→3.3%(手作業時間比)

突き板のカット作業は手作業時間の1/30程度まで短縮された。手作業で起きていたカットミスがなくなり、従来ほどの廃棄材が出なくなった。機械導入後1年目は販路拡大や新商品開発に試行錯誤したが、作品を直接見せながらの営業で技術PRにもなり、3年目頃からは個人注文が大きく増え、売上が増大している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。