切削加工機械導入による品質・生産効率の向上を通じた独自技術の発展
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
株式会社タナベ刺繍
| 事業者名 | 株式会社タナベ刺繍 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 香川県東かがわ市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 情報処理,製造環境 |
| 従業員数 | 26人 |
| 設立 | 1982年 |
百貨店などの高級ブランド衣料の販売が好調で、受注が増加している。一方、従来のマンパワー主体の体制では、多品種・小ロット、短納期という顧客ニーズに対応しきれなくなっていた。そこで自社ノウハウをもとに統合生産管理システムへ移行し、生産性を向上させることとした。
抱えていた課題
やったこと
クラウドベースで独自の生産管理システムを構築し、生産管理業務を一つに集約して社内外を問わずアクセスできるようにした。デザインや生産計画、進捗状況を、パソコンやタブレットを使って従業員全員で共有する体制とした。当社は高級ブランドに特化した特殊刺繍で西日本1位の生産能力を有し、量産設備15基で1枚当たり平均加工賃1,000円の刺繍加工を月20,000枚生産できるが、さらなるシェア拡大を目指せる体制を整えた。
| ソフト | 統合生産管理システム(クラウドベースの独自生産管理システム) |
|---|
生産に関する作業を統合して共有できるようになり、作業待ち時間が減り、顧客への納期回答や製造部への指示も迅速になった。過去ファイルを多角的に絞り込み、並べ替え検索できるため、時間が短縮された。確認作業や勘違いによるミスが減ったことで業務が円滑になり、利益が向上した。ヒューマンエラーによる残業もなくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のマンパワー主体の体制から統合生産管理システムへの移行を図ったとあるが、過去の取組との連続性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。
西日本1位の生産能力、量産設備15基、月20,000枚生産という強みが読み取れ、高級ブランド刺繍への特化も示されている。
多品種・小ロット・短納期への対応困難という課題を挙げ、統合管理システムでの解決と利益向上を具体的に示している。
受注拡大の見込みは書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高級ブランド衣料への特殊刺繍という顧客層は読み取れるが、ニーズの裏付けや選ばれる理由の整理は薄い。
システム構築と全員での共有は書かれているが、スケジュールや中長期の検証内容は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高級ブランド特化の特殊刺繍とされ高単価の方向性はうかがえるが、高付加価値化の水準を示す数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
残業の解消や利益向上が書かれるが、補助金投入額に対する費用対効果を示す数値は見当たらない。
クラウドベースの独自生産管理システムで社内外からアクセス可能とし、デジタル活用による業務効率化が読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県東かがわ市に立地する刺繍業として、地域の特性を活かす記述はわずかにうかがえるだけである。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客サービスの向上により、受注拡大も見込んでいる。
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%