医療機器市場へ進出するための業務展開と設備導入
医療用内視鏡部品の開発を手掛かりに医療機器市場への参入を図った。
効果:生産性 100%→130%
大磯タオル株式会社
| 事業者名 | 大磯タオル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 西条市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン,機械制御 |
| 従業員数 | 55人 |
| 資本金 | 2,200万円 |
| 設立 | 1967年 |
1960年から56年にわたりタオルの製造・販売を行い、ブランド物のタオルハンカチを中心にフェイスタオルやバスタオルを製造している。年商は約11億円で、製品比率は中国製と国産が各50%となっている。タオルハンカチは年間500万枚ほどを生産し、国内トップクラスである。
抱えていた課題
やったこと
緯入れ方式を採用した最新式のタオルレピア織機「R9500 terry 260 J12」と電子ジャガードに加え、新型電動カッター、緯糸制御システム、緯糸セレクター(12色対応)を導入した。緯糸によるデザイン性・機能性・生産性の向上を目指した。これらの設備は現行設備より一層の自動化や省エネ化に配慮された仕様となっている。
| 加工機 | タオルレピア織機 R9500 terry 260 J12 |
|---|---|
| 加工機 | 電子ジャガード |
| 加工機 | 新型電動カッター |
| その他 | 緯糸制御システム |
| 加工機 | 緯糸セレクター(12色対応) |
新しい製品・サービス:大人かわいいをテーマにした国産タオルハンカチ(新規開発中)
新型織機の導入により緯糸のつなぎが可能となり、正確性は従来比10%向上した。電動カッターと緯糸制御により切断タイミングを緯糸1本ずつ制御でき、緯糸問題を70%程度解消できている。緯糸検知装置は設定をカスタマイズでき、織機の誤作動を大幅に低減させた。緯糸セレクターとの併用で12色の緯糸仕様が可能となり、高付加価値と差別化を実現している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との一貫性は読めるが、経営戦略上の位置付けは「独自の企画開発や高付加価値の製品づくりが喫緊の課題」と書かれるにとどまる。
輸入品の影響で組合の企業数が1980年の500社余りから110社を割り込んだ、と外部環境は書かれている。自社の強みは「企画提案力」程度で、競争優位の根拠は薄い。
課題は「独自の企画開発や高付加価値の製品づくり」と明示され、織機導入と企画開発部の増員で対応する流れが具体的に書かれている。
高付加価値化や賃上げの目標値は書かれておらず、正確性10%アップや緯糸問題の70%解消などの成果数字はあるが、目標値とは別物。
企画開発部を増員してデザイン企画力を強化したと書かれているが、人材や事務処理能力の確保について詳しい記述はない。
12色の緯糸仕様によるデザイン企画、花6色・花10色の柄、機能性・デザイン性・安全性への特化など、製品の価値と差別化が具体的に書かれている。
今後は自社オリジナル商品の拡充と新規販路開拓を進めると書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
12色の緯糸仕様によるデザイン展開で、高付加価値・差別化を実現していると書かれ、同分野で高水準の高付加価値化を図る取組と読める。
国内タオル業者の減少が示されるが、経済波及効果や雇用創出など、国が補助する積極的な理由は書かれていない。
正確性10%アップや緯糸問題70%解消など効果は示されるが、補助金額に対する付加価値増加額は書かれていない。
緯糸検知装置や電子ジャガードなど設備の自動化は書かれるが、デジタル技術の先端性やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
愛媛県西条市の企業であることはわかるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済への牽引効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は自社オリジナル商品の拡充を図るとともに、新規販路を開拓するなど多様な事業活動を進める方針である。
医療用内視鏡部品の開発を手掛かりに医療機器市場への参入を図った。
効果:生産性 100%→130%
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分