自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社高橋工作所
| 事業者名 | 有限会社高橋工作所 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 南国市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1991年 |
当社は切削加工を主業とし、自動車・船舶・風力発電等の金属部品製造を担ってきた。2008年に会長が高度熟練技能者に認定されたことをきっかけに、県外大手金属加工商社からのリング加工の受注を開始した。高知県では大型旋盤を保有する会社が少なく、大型機械の軽量化・低コスト化のニーズが年々高まっている。
抱えていた課題
やったこと
2015年12月に東芝機械株式会社製の立旋盤を設置した。旋盤と孔開の複合型機械で、幅広い回転数と高剛性コラムを採用し、高性能ミーリング機能も備えている。直径1,000mm、厚さ10mmまでの孔加工に対応し、要求の孔加工精度は±1ミクロンまで求められる。既に保有する同メーカーの小型立旋盤と同じメーカーのものを選んだことで、操作に慣れやすかった。従来手作業だった完成品の検査工程や検査票類も設備により機械化が可能になった。
| 加工機 | 東芝機械株式会社製 立旋盤 |
|---|
孔加工を内製化したことで、コスト削減や納期の余裕が生まれ、県外企業に流れていた仕事を受注する機会が増え、シェアを奪還・獲得できる可能性が高まった。力作業が不要になり労働環境が改善し、雇用の幅も広がった。検査工程の機械化により品質アピールにも対応できるようになり、新たな部品加工にも対応可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大型旋盤加工を主業とし、既存取引先の増産ニーズに応えるため立旋盤を導入したと書かれており、事業の一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は具体性が薄い。
1,200mmの大型ギアで14mmまで薄肉化に成功、県外大手商社とのパイプがあると書かれ、強み・弱みと競争優位が具体的に読み取れる。
外注先の稼働により1週間程度のリードタイムが生じ県外企業に発注が流れていた課題を、孔加工の内製化で解決すると具体的に書かれている。
付加価値の増加や賃上げの数値目標は書かれておらず、受注機会が増えるという定性的な記述にとどまる。
高度熟練技能者である会長からの技術移転や、従業員がすぐ操作に慣れた点は書かれるが、体制や事務処理能力の具体的記述は少ない。
精密カムの±1ミクロン精度や直径1,000mm・厚さ10mmの孔加工対応など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に書かれている。
切削を近隣の大型旋盤保有3社へ外注する想定や新規取引先の開拓方針が書かれるが、スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
市場が求める薄肉化加工を1,200mmの大型ギアで14mmまで実現したと書かれ、同分野で高水準の加工を行う点が読み取れる。
高知県のサプライチェーン構築への貢献や新たな雇用の創出に触れているが、波及効果の規模は示されていない。
コスト削減や県外流出の取り戻しに触れるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
孔加工の内製化による地域サプライチェーン貢献の可能性がうかがえるが、先端デジタル技術の活用は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高知県の大型加工拠点として県外企業からの受注を取り戻し、新たな雇用を生むと具体的に書かれ、地域経済への貢献が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
県外大手金属加工商社グループとのパイプが強みだが、同社の受注状況に業績が左右されるため、新規取引先への販路開拓を強化しリスク分散を図る。また、新たな部品加工の研究を重ね精度を高めていく。年齢性別を問わず意欲ある技術者を採用し、会長から次世代への技術移転を進める。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程