部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
ナサ工業株式会社
成果段取り時間 17分→9分
| 事業者名 | ナサ工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 須恵町 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 97人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1974年 |
当社は設計から機械加工、組み立てまで一貫した体制を社内で構築した精密板金加工の会社で、エレベーターの昇降機部品関連では九州で高いシェアを持つ。業務用空調機の仕事も受注していた。
抱えていた課題
やったこと
高精度条鋼加工機としてアマダ製のCNCビームワーカーを既存のアイアンワーカーに追加して導入した。金型交換が容易で、穴開けと切断を1台で行える。2台の条鋼加工機を横並びにしてフレームを6個試作し、径の異なる穴は複数の金型で開け、穴の種類が多い場合は横のアイアンワーカーを補助的に用いる方法も試した。段取り工程は従来の17分から9分に短縮され、約半分の時間になった。目標の加工精度はプラスマイナス0.3ミリメートル、組み立て精度はプラスマイナス0.5ミリメートルの寸法精度をいずれも大幅にクリアした。
| 加工機 | CNCビームワーカー(アマダ製高精度条鋼加工機) |
|---|
新しい製品・サービス:業務用省エネ空調機の筐体フレーム
新型ビームワーカーの導入で作業時間が短縮され、品質も向上した。段取り時間は約半分になり、生産性が上がった。形鋼を1工程ごとに運ぶ重労働が工程統合により減り、現場作業員の負担も軽減された。短納期と低コストを実現し、他社との差別化や競争力強化につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の条鋼加工機に追加する形で形鋼加工を内製化し、現場の声が発端となった導入と書かれているが、中長期の事業戦略との連続性は詳述されていない。
形鋼の支給から製作への転換で、板金とビームワーカーの一貫製造が強みと明記され、他社との差別化に言及している。
形鋼の支給から製作への転換により、段取り時間が17分から9分へ短縮され、短納期と低コスト化を実現したと具体的に書かれている。
段取り時間を17分から9分に短縮、寸法精度をプラスマイナス0.3〜0.5ミリに収めたとの数値があるが、付加価値や賃上げの目標値は示されていない。
設計から機械加工、組み立てまで一貫した体制を社内で構築していると書かれているが、人材や事務処理能力の詳細は述べられていない。
空調機筐体フレームの量産受注を目指すと書かれ、五輪関係の建設需要やエレベーター部品の九州での高いシェアに触れているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
6個の試作や2台の条鋼加工機を横並びにする方法、穴の種類が多い場合の補助的運用など、遂行方法は書かれているがスケジュールは不明。
公開されている事例からは読み取れません。
ビームワーカーを持つ板金会社は多くないとあり、わずかに希少性がうかがえるが、高価格化や市場の普及度に関する記述はない。
省エネ空調機の国の省エネ方針に応えられると述べられているが、経済波及や雇用創出への言及は限定的。
段取り時間が8分短縮され約半分になったこと、加工精度の向上と短納期を実現したことが数字つきで書かれている。
ビームワーカーの導入による板金と形鋼の一貫製造が書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明記されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
九州でエレベーター部品関連の高いシェアを持つと書かれ、地域の強みがうかがえるが、地域経済への波及効果は記述されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
ぜひ導入してほしい
公式の事例集より(原文のまま)
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
急速冷凍庫(ラック式ショックフリーザー)を導入し、従来の冷凍庫では14〜16時間程度を要していた生まんじゅうの冷凍を4時間で行えるようにし…
効果:冷凍時間 14時間→4時間
省エネ型の新型リフロー炉エコリフロー(SNR-840GT Ver.4.0)を2台導入した。
効果:消費電力 20.4kW→13.1kW