ものづくり補助金平成26年度製造業福岡県

大型自動圧縮ばね試験機導入による、ばね製品の高精度検査体制確立

峰勝鋼機株式会社

成果検査時間を3分の1程度短縮できた

この事例のポイント

  • 顧客からの品質に対する要望が年々高まり、大きなバネにも対応できる試験機を新たに導入したいと考えていた。
  • バネ製品の検査に使う大型のバネ試験機を導入した。
  • 検査時間を3分の1程度短縮できた。高負荷の検査が可能になり、品質のばらつきや仕様のずれも解消して、より高品質な製品の出荷が可能になった。

事業者のプロフィール

事業者名峰勝鋼機株式会社
所在地福岡県 糸島市
業種金属製品製造業
技術分野測定計測
従業員数11人
資本金1,000万円
設立1959年

事業の背景

峰勝鋼機株式会社は福岡県糸島市で各種金属スプリングを製造している。顧客からの品質に対する要望が年々高まり、大きなバネにも対応できる試験機を新たに導入したいと考えていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力顧客からの品質に対する要望が年々高まり、大きなバネにも対応できる試験機を新たに導入したいと考えていた。
  • コスト・採算会社の予算だけでは試験機の導入に手が届かなかった。

やったこと

バネ製品の検査に使う大型のバネ試験機を導入した。新しい試験機は幅350ミリメートル、高さ1000ミリメートルの製品サイズまでの検査に対応できる。試験能力は従来の2トンの荷重までから10トンの荷重まで対応できるようになった。さまざまな形状のバネが計測可能になり、検査の精度も上がった。

検査測定大型自動圧縮バネ試験機

事業の効果

  • 検査時間を3分の1程度短縮できた
  • 試験能力(荷重) 2トン→10トン

高負荷の検査が可能になり、品質のばらつきや仕様のずれも解消して、より高品質な製品の出荷が可能になった。検査時間は3分の1程度短縮され、検査の効率化につながった。検査自体をサービスとして提案できるようになり、事業の幅が広がった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性2

    過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは記載がなく、バネ製品の検査体制強化という事業の延長線上にあることのみうかがえる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    顧客からの品質要望が年々高まっていたことや、大型バネに対応する試験機が必要だったことは読み取れるが、競争優位の根拠は具体的に書かれていない。

  • 課題の認識と解決4

    課題として顧客の品質要望と大型バネ対応の必要性が示され、試験機導入で検査能力を強化し、検査自体をサービス化する方向まで記載がある。

事業の実現可能性56%
  • 付加価値・賃上げの目標4

    試験能力が従来の2トンから10トンに拡大し、検査時間を3分の1程度短縮できたという数字つきの目標と成果が示されている。

  • 事業を進める体制2

    従業員11人の体制や、2回目の応募で中小企業診断士の助言を受けた点はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    顧客からの品質要望やデータ提出の需要に応える試験機とし、検査をサービスとして提案できる点など、ターゲットとニーズが具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    導入後の運用や活用は記載があるが、中長期の課題検証やスケジュール、遂行方法の詳細は読み取れない。

  • 財務と資金の調達2

    会社の予算だけでは手が届かなかったことは書かれているが、財務状況や金融機関からの資金調達の見込みは記載がない。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    大型バネ試験機の導入で高負荷検査に対応した点はうかがえるが、分野の普及度や高付加価値化の水準は明示されていない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 費用対効果3

    検査時間が3分の1程度短縮し検査の効率化につながったとあるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されていない。

  • イノベーションへの貢献2

    性能評価の自動化や製品データ提出への対応がうかがえるが、サプライチェーンへの貢献や先端デジタル技術の活用は明確に書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    福岡県糸島市の企業であることは書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用・成長への言及は明確ではない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

今後もより良い製品を提供できるように有効活用していく。

事業者の声

近年は製品データの提出が強く求められる時代です。この試験機を活用して時代に合った製品を提供していきたいです

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。