ものづくり補助金平成26年度製造業福岡県

最新型の設備を導入し生産量及び売上高を増加させる

株式会社ファボリ

成果今回の補助金活用で、生産能力は約2倍に向上した。

この事例のポイント

  • アイスクリームの生産性向上が求められていた。
  • アイスクリームの生産増強のため、フリーザーやミキサーなど最新型の設備を導入した。
  • 今回の補助金活用で、生産能力は約2倍に向上した。導入した設備により生産能力は約2倍に向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ファボリ
所在地福岡県 北九州市
業種食料品製造業
技術分野製造環境
従業員数34人
資本金100万円
設立2009年

事業の背景

株式会社ファボリは北九州市小倉南区で洋菓子の製造・販売を行い、ケーキや焼き菓子を揃え、カフェコーナーも設けている。店舗は人気スポットで、以前から自家製アイスクリームを主力のもう一つの商品として製造していた。地域の催事にも積極的に出展していた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力アイスクリームの生産性向上が求められていた。
  • 品質・精度さらなる品質向上を狙う必要があった。
  • 販路・情報発信ブランド価値を高め、商品の発信力を強める必要があった。

やったこと

アイスクリームの生産増強のため、フリーザーやミキサーなど最新型の設備を導入した。生産量や品質を上げ、バラエティーに富んだ洋菓子製造のノウハウ構築を目指した。コーヒー焙煎機も導入して顧客満足度の向上を図った。ファボリの敷地内に洋菓子とは別の小屋を建て、アイスクリームのブランド化「クリームデザイン」として展開し、製品のレパートリーを増やした。

加工機フリーザー
加工機ミキサー
加工機パステライザー
加工機コーヒー焙煎機

新しい製品・サービス:アイスクリーム(ブランド名「クリームデザイン」)

事業の効果

  • 今回の補助金活用で、生産能力は約2倍に向上した。

導入した設備により生産能力は約2倍に向上した。アイスクリームのブランド化と製品レパートリーの拡大によって、次世代の顧客層や遠方からの来店にもつながる見込みがある。コーヒー焙煎機の導入で店内滞在時間が延び、顧客満足度と地域での付加価値が高まった。夏場の洋菓子の消費落ち込みを、アイスクリームが支えて年間の売上変動を小さくする効果も出ている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    以前から自家製アイスクリームを製造・販売しており、設備更新でその延長線上に品質向上を図っている点はうかがえる。経営戦略上の位置付けは明記されていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    地域催事への出展で人気が高まり、夏場の消費落ち込みを補う目玉商品になったと書かれている。ただし競争優位の分析は具体的に示されていない。

  • 課題の認識と解決3

    夏場に消費が落ち込むケーキや焼き菓子の課題に対し、アイスクリームで年間売上の変動を小さくする効果が出たと書かれている。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標2

    生産能力が約2倍に向上したとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、将来目標の記載はうかがえない。

  • 事業を進める体制2

    中小企業診断士とやりとりしながら進めたとあり、外部専門家の関与がうかがえる。社内の人材体制の記述は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    さまざまな具材を使ったジェラートで人気があり、SNSでの見栄えや洋菓子素材の活用など、選ばれる理由が具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    設備導入後の中長期の遂行方法やスケジュールは書かれていないが、ブランド化による次世代顧客層の育成という狙いは述べられている。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    アイスクリームは専門店も多い分野だが、洋菓子店ならではの素材を使ったジェラートで差別化している点がうかがえる。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    地域のにぎわいづくりや北九州スイーツヴィレッジ構想への言及はあるが、波及効果や雇用創出の数字は示されていない。

  • 費用対効果3

    生産能力が約2倍になったという数字はあるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果は書かれていない。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面50%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及4

    北九州の幹線道路沿いで地域の催事に出展し、体験型施設「北九州スイーツヴィレッジ」の実現に取り組むなど地域の特性を活かしている。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

地域を巻き込んだ体験型施設「北九州スイーツヴィレッジ」の実現に向けて取り組みを進めている。

事業者の声

「スイーツで観光振興につなげられたら」

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。