生産設備連結による生産性の向上と小ロット対応による、新規マーケットの獲得と販売拡大計画
本補助事業で、印刷機と糊付け機を連結する「オートマチック・スタッカ連結コンベア」を導入した。
効果:生産性も2割の向上がみられた。
株式会社時津鉄工所
成果マーキングが不要になり加工時間を80%削減
| 事業者名 | 株式会社時津鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,立体造形 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1965年 |
鉄鋼製品の曲げ加工から製缶加工までの一貫製作を得意とし、長崎県内最大級の大型曲げ加工ができる機械「ベンディングローラー」を使い、タンクやプラント工事、船舶艤装品を製作している。エネルギーインフラの整備促進や国際的なLNG船の需要増を背景に、難しい形状の曲げ加工や精度、納期に関する発注先の要求が高度かつ高速化していた。
抱えていた課題
やったこと
曲げ加工部門に最新鋭のNC制御付プレスブレーキを導入し、平成28年1月に工場内に据え付けた。調整や試運転を経て引渡完了までに1ヵ月を要した。試運転では角度曲げを行い、バックゲージ機能によりマーキングが不要になって加工時間を80%削減できることを確認した。メーカー工場での事前研修、導入時研修、実技研修を実施し、若い工員でもタッチパネル操作で比較的早く技術を習得でき、事業期間中に3名の技術者を養成した。従来の2.5倍の幅の曲げ加工に成功し、加工中の押し傷がほとんどない仕上がりとなった。
NC制御付プレスブレーキの導入により、プレスによる金型跡がほとんどなく、数値入力のみで押し加減が自動制御される高品質な曲げ加工が可能になった。加工時間が大幅に短縮され、短期納品にも対応できるようになった。データの保存と再利用、曲げRの微調整も容易になった。地場造船業・プラントメーカーとの取引が拡大し、県外需要の獲得や商談会参加にもつながり、受注力は着実に強化されている。
本補助事業で、印刷機と糊付け機を連結する「オートマチック・スタッカ連結コンベア」を導入した。
効果:生産性も2割の向上がみられた。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル