回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社徳神
| 事業者名 | 株式会社徳神 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 山鹿市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1986年 |
平成初期頃から、自動車、家電、各種産業機器などの電気回路制御装置に使われるリレーやコネクタの製造用電極を、電機部品製造の大手企業向けに製造しており、取引先から高い信頼を得ている。近年は電極に対して複雑な形状と精密さを求める要求が増えている。
抱えていた課題
やったこと
精密な3次元加工が可能な最新の立形マシニングセンターを導入し、ミクロン単位の超精密加工と、精度を安定させる加工技術の開発を目指してテスト加工を行った。加工機械に加えて周辺工具とソフトウェアを導入し、工場の増設(補助金対象外)も実施した。3次元加工のプログラムは数カ月間の試行錯誤を経て一定のノウハウを得た。加工物が大きくなるほど誤差が出る問題はメーカーとの調整を繰り返して解消し、目標とする精度を得た。
新しい製品・サービス:立形マシニングセンターによる3次元加工で、複雑な曲面形状を含む高精密電極
マシニングセンターによる一体加工で、従来は研磨やワイヤー加工機などを併用していた工程がまとめて対応できるようになった。その結果、加工精度と加工時間を同時に改善し、外注も不要になって納期が短縮された。製造コストは約40%削減され、加工を担当する人員も効率的に配置できるようになった。受注を見送っていた複雑形状の製品も受注できるようになり、事業の幅とキャパシティが広がった。
今後は高付加価値電極の販売を拡大したいとしている。課題は、3次元加工における加工速度を上げるプログラムの組み方や、さらに複雑な形状に対応するノウハウの習得であり、改良の余地が残っている。複雑形状の小ロットには強くなったため、単純形状の多ロット品に対応できる機械の導入も模索している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg