プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
成果作業時間は機材の導入前と比べて約3分の1に短縮できた。
| 所在地 | 熊本県 八代市 |
|---|---|
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 4人 |
| 設立 | 1993年 |
当社は熊本県八代市のパッケージ用プラスチック製品製造企業で、食品などを包装する三方袋の加工を行っている。袋の加工は、製袋機で袋の形状に加工する1次加工と、袋の4角を丸く仕上げるコーナーカットを行う2次加工からなる。近年はコーナーカット加工までされた袋の受注が増えていた。
抱えていた課題
やったこと
包材コーナーカット装置「LTC-10型」を導入し、課題としていた作業時間の短縮と機械制御による加工精度の向上を図った。1次加工で用いる製袋機のラインにLTC-10型を設置し、1次加工と2次加工を同時に行えるようにした。装置は最初に条件を設定すれば一定のスピードで同じ形状の加工が可能で、4か所を同時に打ち抜くことができる。
| 加工機 | 包材コーナーカット装置「LTC-10型」 |
|---|
装置導入により出荷までの作業時間が大幅に短縮された。手加工では一度に袋の4角の1か所しか打ち抜けなかったが、新装置では4か所を同時に打ち抜ける。機械制御により加工精度が向上し、一定のスピードで同じ形状の加工が可能になった。1次と2次加工を同時に行えるようになり、納期対応も改善された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成26年度と平成29年度の二度の補助事業で設備を導入し、取引先や消費者の要望に応える方向性がうかがえるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
コーナーカット加工の受注が増えているという市場動向と、人手加工による時間増の課題が書かれているが、競争優位性の記述は薄い。
受注増による生産性向上と納期対応という課題を示し、機械化で作業時間を約3分の1に短縮したと具体的な成果を述べている。
作業時間は導入前と比べ約3分の1に短縮、4か所同時打ち抜きと数字で目標と効果が示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員数4人と記載があるものの、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については書かれていない。
食品用軟包材の二次加工を担うという製品の役割と、食の安全安心への要求が書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
工場のクリーンルーム化や品質管理基準の改善など今後の方向性は示されているが、遂行スケジュールや課題解決方法の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
軟包材の二次加工は一般的な分野と考えられ、同分野での高付加価値化の記述はわずかにうかがえる程度にとどまる。
食品の安全・安心という社会的ニーズへの対応が述べられているが、波及効果や雇用創出についての記述は少ない。
作業時間の短縮と加工精度向上という効果は示されているが、補助金投入額に対する費用対効果の数字は書かれていない。
機械制御による加工精度向上は述べられているが、先端デジタル技術の活用や新ビジネスモデルへの言及は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
熊本県八代市の地元企業であることは分かるが、地域特性を活かした付加価値創出や雇用の拡大は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
補助事業の活用で新しい事業にチャレンジすることができます
公式の事例集より(原文のまま)
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分