回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社梅里竹芸
| 事業者名 | 有限会社梅里竹芸 |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県 西都市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,材料製造プロセス,製造環境 |
日本で唯一、竹製家具を製作・販売する有限会社梅里竹芸である。都市部のデパートに商品を出すと、お客さんから好評を得ている。
抱えていた課題
やったこと
湯煎・殺菌し、乾燥させた真竹に竹材真空注入装置を使って薬剤を注入し、防虫加工を行った。自社内で防虫加工までできるようになり、製品の工程を自社内で一貫して行うワンストップ体制を整えた。家具などに使えなかった規格外の竹も、防虫加工により“虫が付かない上質な竹”として製品化した。製品はホームセンターで工作の材料や園芸用として販売されている。
規格外の竹も防虫加工して製品化でき、ホームセンターで工作用や園芸用の材料として販売できるようになった。防虫加工から仕上げまで自社内で一貫して行うワンストップ体制により、職人たちの意識がさらに向上している。BtoBも視野に入れ販路拡大を図っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
日本で唯一の竹製家具の製作・販売を続け、山の管理から販売までのワンストップ体制が示されている。過去からの一貫性は読み取れる。
日本で唯一という希少性と、竹の全工程を自社内製化していることは書かれているが、市場動向や強み・弱みの分析はない。
家具に使えなかった規格外の竹を防虫加工で製品化した点から課題への対応はうかがえるが、高付加価値化の計画数値はない。
公開されている事例からは読み取れません。
職人の意識向上やワンストップの自社体制は書かれているが、人員数や事務処理の体制は具体的に書かれていない。
都市部のデパートやホームセンターでの販売、BtoBの視野など販路は書かれているが、顧客ターゲットの裏付けは薄い。
今後は竹の新商品を次々開発していくとあるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
日本で唯一の竹製家具を製作・販売しており、同分野での希少性と高い独自性が読み取れる。
竹の再生力を生かし新商品を開発して有効活用を広げる展望はあるが、雇用や波及効果の記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
竹材真空注入装置で自社防虫加工を行う点はうかがえるが、先端的なデジタル技術の活用は書かれていない。
竹の新たな活用分野への展開をめざすとあるが、市場成長や構造転換との関係は書かれていない。
宮崎県西都市での竹の山の管理から販売までを一貫して行い、地域資源を活かす事業であることが読み取れる。
竹の再生力を生かし、竹がさまざまな分野で有効活用されるよう、新商品を次々と開発していく考えである。
竹には、伐採しても3年あれば元の姿に戻るほどの再生力があります。その力を生かし、竹がさまざまな分野で有効活用されるよう、どんどん新商品を開発していきます。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
当社特注仕様の最新鋭機種である大型マシニングセンターMM2000を導入した。
効果:試作品の加工時間 320分→260分