おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
杜陵高速印刷 株式会社
成果機械の調整時間 20分→5分
| 事業者名 | 杜陵高速印刷 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 盛岡市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 従業員数 | 51人 |
| 資本金 | 9,500万円 |
| 設立 | 1965年 |
当社は県内では後発の印刷会社だが、デジタル化に伴う設備投資に力を入れてきた。顧客ニーズが多様化する中、多品種小ロット生産に対応している。1枚ずつ異なる画像や文字を連続して印刷する技術を持つが、印刷後に加工を伴う製品では価格競争力が弱いという課題があった。
抱えていた課題
やったこと
加工工程の歩留まり向上のため、カット機能付き筋入れ機を導入した。印刷済みの用紙をセットすると、損紙を出さずに折れ線、切り取り線、断裁などの加工をすべて行い、作業指示用の目印をセンサーが判別して適切な位置で加工する。製本工程では、PUR(反応型ポリウレタン系ホットメルト接着剤)を使用するPUR対応自動無線綴機を導入し、従来のEVE系ホットメルトからPURに変更した。これにより背表紙に柔軟性が生まれ180度の見開きが可能になり、耐寒性・耐熱性・接着性も向上した。機械の調整はコンピュータ制御で自動化され、機械の調整時間は従来の20分から5分に短縮された。
| 加工機 | カット機能付き筋入れ機 |
|---|---|
| 加工機 | PUR対応自動無線綴機 |
新しい製品・サービス:PUR製本による、見開きが可能で長期保存に適した製本製品、および特殊用紙の製本製品。
予備紙を削減したことで製造コストを抑えることができ、加工を伴う小ロット品でも安価に提供できる可能性が広がった。機械の調整作業が自動化され作業時間も短縮された。その結果、小ロット化できる生産品目が拡大し、サービスの拡大につながったことが最大の成果である。PUR製本は古紙リサイクル適性がAランクで、糊部をカットせず再生可能なため環境配慮を重視する顧客にも応えられるようになった。見栄え・見やすさ・使いやすさを実現し、社内のデザイン力・技術開発力の向上にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
デジタル化に伴う設備投資に力を入れ、多品種小ロット対応を続けてきたと書かれており、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
県内では後発の印刷会社と自己認識し、1枚ずつ異なる画像を連続印刷する技術を差別化点として挙げ、加工品の価格競争力の弱さも課題として具体的に述べている。
予備紙の発生やPUR導入後の機械調整時間が20分から5分に短縮されたことなど、課題と解決策が具体的に示されている。
機械調整時間の短縮や小ロット品目の拡大は書かれているが、付加価値額や賃上げの数値目標は示されていない。
社内のデザイン力・技術開発力の向上に触れているが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記載はない。
小ロット品を安価に提供できること、PUR製本の見開きや耐久性、古紙リサイクル適性Aランクなど、製品価値と選ばれる理由が具体的に整理されている。
事業化の方法や課題解決の進め方は述べられているが、スケジュールや中長期の検証内容は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
多品種小ロット印刷や製本の付加価値を述べているが、一般的な普及度や分野内での高価格化の水準までは示されていない。
環境配慮の顧客ニーズへの対応や地元のお客様の活性化への貢献が述べられているが、波及効果や雇用創出の数字はない。
予備紙削減による製造コスト低減や調整時間短縮が書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
コンピュータ制御による糊付けの自動化やデジタル印刷技術が触れられているが、サプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地元のお客様の活性化への貢献が述べられているが、地域の経済成長や雇用創出に関する具体的な数字は示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も地元のお客様の活性化に貢献できるよう努めていく。お客様の視点に立った情報サービスを追求していきたい。
印刷知識の豊富な会社が地元にあって良かった
公式の事例集より(原文のまま)
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分