高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社栄組
成果噴射能力 500気圧→2,500気圧
| 事業者名 | 株式会社栄組 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 遠野市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1955年 |
建設業界は新規公共事業が減少し、既存の建造物を補修して長寿命化を目指す傾向が強まっている。コンクリート構造物補修の受注増加が見込まれたため、劣化部の処理技術の確立に着手した。当社は昭和30年の創業以来、土木・建築・舗装工事やコンクリート構造物の劣化調査、補修・補強施工などを手がけ、特許工法SAPISで国内外から評価を得ている。
抱えていた課題
やったこと
最大噴射圧力2,500気圧の噴射能力を持つトレーラーウォータージェットを新規に導入した。超高圧水の噴射により、劣化したコンクリート部分のみを選択的に除去できるようにした。ノズルを操作する人材(ノズルマン)の技量が重要となるため、日本ウォータージェット施工協会の操作技術研修に従業員を派遣し、定期的に研修を受講させて噴射技術と安全に関する技能の向上を図っている。
| 加工機 | トレーラーウォータージェット(2,500気圧) |
|---|
2,500気圧のトレーラーウォータージェットの導入により、課題だったコンクリート劣化部の処理が可能になった。健全なコンクリートや鉄筋を傷つけずに劣化部だけを除去できるようになった。高速道路会社ネクスコも同型機を採用するなど、同機種の実効性は多方面で認められている。今後の受注増加が期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成26年度補正ものづくり補助金でウォータージェットを導入し、今回は2,500気圧機を追加したと経緯が具体的に書かれ、継続的な取組として読める。
ネクスコが同機種を採用し実効性が認められたとあるが、市場規模や競合との比較に関する数字は書かれておらず、優位性は一部のみ読み取れる。
劣化部だけを除去できず健全部を傷つけていた課題を挙げ、2,500気圧機で処理可能になったと解決策が明確に示されている。
付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていないが、今後の受注増加の期待が述べられている程度である。
ノズルマンを日本ウォータージェット施工協会の研修に派遣し定期受講させる体制が具体的に書かれ、人材面の確保がうかがえる。
ピンポイントで劣化部を除去できる製品価値と、全国から引き合いがある点は読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
販路を国内から世界へ広げる方針は示されているが、スケジュールや課題の解決方法は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
既存構造物の補修分野で高い技術を確立したとされ、新市場性は読めるが普及度の数値は示されていない。
道路や橋梁などインフラ長寿命化という社会的必要性が述べられているが、雇用や波及効果の数字は書かれていない。
費用対効果を示す投入額や付加価値額の増加に関する数字は書かれておらず、効果は定性的にしか読み取れない。
ウォータージェットによる劣化部処理技術とインフラ維持補修マネジメントの構築が述べられ、イノベーションの方向性はうかがえる。
インフラの長寿命化が建設業界の大きなテーマであり、既存建造物の補修傾向が増加すると述べられ、構造転換との関連がうかがえる。
岩手県遠野市に本社があり県外からの受注が増えたとあるが、地域経済への波及効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
既存建造物の補修需要の拡大を見込み、SAPIS工法の国際特許を現在申請中であることを機に、販路を国内から世界へ広げ、インフラメンテナンスの専門会社を目指す。
機械装置は日進月歩。コンクリート補修専門会社として、設備投資や人材育成に注力したい
公式の事例集より(原文のまま)
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
最新鋭の日酸TANAKAレーザー切断機「LMZV45-TF6000」を導入した。
自動曲げ機を導入し、鉄筋の加工工程を簡素化した。
効果:鉄筋自動曲げ機の導入により単体で生産数量は2倍強に増加した。