乾燥機の導入による、「注染」の短納期・品質向上への取り組み事業
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
株式会社株本
成果リードタイム 7日→1日
| 事業者名 | 株式会社株本 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 大崎市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
精密部品の製造会社で、スマートフォン、カメラ、産業用ロボットなどを製造する過程で必要な機械装置の部品を主に造っている。顧客は多業種にわたり、一つひとつオーダーメイドで造ることがほとんどで、注文より「こういう部品を造りたい」という相談を受けることが多い。中東・アジアの進出による競争が増している。
抱えていた課題
やったこと
熱処理後の高硬度な内径研削を社内で行えるよう、高硬度の切削を可能とするCNC旋盤を導入した。様々な材質のテスト加工を行い、切削時間、面精度、寸法精度を評価した。その結果、研磨と同程度の精度の加工が社内で可能となり、これまで約1週間かかっていた製造がほぼ1日でできるようになった。
| 加工機 | CNC旋盤 |
|---|
高硬度な内径研削を社内で研磨と同程度の精度で行えるようになり、外注していた工程を内製化できた。製造はほぼ1日でできるようになり、納期が大きく短縮された。外注費も約20%のコストダウンが見込める。今後は試作品を造り、顧客の要望に応えて受注と収益の拡大を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として平成27年度補正の事業で内径研削を内製化したことは読めるが、経営戦略上の位置付けまでは書かれていません。
多品種少量の強みや中東・アジアの競争激化に触れており、外部環境と強みの関係はうかがえるが具体性は薄いです。
課題は低価格・短納期の実現と明示され、外注費約20%のコストダウン見込みや研磨約1週間からほぼ1日への短縮が書かれています。
外注費約20%削減、研磨の約1週間からほぼ1日での製造など、数字で示された目標と実績が読み取れます。
社内体制として経理部長や取締役の名前は出ますが、補助事業を遂行する人材や事務処理能力の記述は読み取れません。
多品種少量・1個から対応できることが強みとされ、顧客は多業種でオーダーメイドが多い点が明確に書かれています。
試作品作成とアピールという今後の進め方は書かれていますが、スケジュールや課題解決の方法は具体的ではありません。
公開されている事例からは読み取れません。
高硬度内径研削を社内で研磨同等の精度で行える点は読めるが、分野の普及度や高価格化の水準は書かれていません。
大崎市に製造業が多いことや総合的に対応できる点は触れられていますが、国が補助する波及効果の記述は乏しいです。
外注費約20%のコストダウンや研磨1週間からほぼ1日への短縮など、投資に対する効果が数字で示されています。
CNC旋盤導入による加工技術の内製化は読めますが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていません。
公開されている事例からは読み取れません。
宮城県大崎市の製造業の集積を活かす点が語られているが、雇用創出や地域成長への具体的な記述は薄いです。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は試作品を造り、この成果をアピールしていく。さらなる顧客開拓を目指す。研磨が必要な顧客への対応範囲の見極めと交渉が今後の課題である。
1個からでも製造する多品種少量が私どもの強みで、よほどのものでない限りはすぐ作れることが強みです
公式の事例集より(原文のまま)
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
当初は自動車リサイクル法の施行前年の2004年に自動車プレス機を導入し、シュレッダーダストを排出しない取り組みを進めた。
効果:プレス加工時間(1台当たり) 6分→3分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分