切削加工機械導入による品質・生産効率の向上を通じた独自技術の発展
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
株式会社シェルター
| 事業者名 | 株式会社シェルター |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 山形市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,機械制御,材料製造プロセス,製造環境,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 102人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1974年 |
当社が開発した木を現した木質耐火部材「COOL WOOD」により、防火地域でも木の温もりある木造耐火建築が可能になった。今後ますますの需要拡大が見込まれていた。一方で、石膏ボードの切削は大半が手作業であった。
抱えていた課題
やったこと
石膏ボードのカットと印字作業を、パソコンとの連動により自動化するため、ランニングソー(石膏ボード自動切削機)設備一式と自動マーキング装置を導入した。これにより生産性を大幅に向上させる狙いである。また、石膏粉塵の飛散を防ぐため集塵機を導入した。
| 加工機 | ランニングソー(石膏ボード自動切削機) |
|---|---|
| その他 | 自動マーキング装置 |
| その他 | 集塵機 |
新しい製品・サービス:木質耐火部材「COOL WOOD」
「COOL WOOD」の作業速度と精度が向上し、大量生産への効率化と安定した品質の部材提供が可能になった。その結果、「COOL WOOD」を使った建物が都市部を中心に建築されており、予定物件を含めて複数の建物が挙げられている。また、鉄骨造・RC造と「COOL WOOD」を組み合わせた木造のハイブリッド建築も企画されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
木質耐火部材「COOL WOOD」の開発と特許取得が事例にあり、製品の位置づけは読めるが、経営戦略上の計画としての一貫性は書かれていない。
特許技術、日本初の1時間・2時間耐火の国交大臣認定、木造耐火需要の拡大見込みが具体的に書かれ、競争優位の根拠が読み取れる。
手作業による石膏ボード切削の作業効率・精度・粉塵の課題を挙げ、ランニングソーと自動マーキングで量産・低コスト化を図る流れが示されている。
生産性を大幅に向上させるとあるが、付加価値額や賃上げの目標値や数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
防火地域でも木の温もりある耐火建築が可能な点、需要拡大の見込み、物件実績の一覧など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に読める。
今後の展望として仙台支社開設や木耐建会員300会員の目標があるが、設備導入の遂行スケジュールや課題解決の方法は詳述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
日本初の木質耐火部材で特許取得・ものづくり日本大賞特別賞受賞と書かれ、木造耐火の分野で高付加価値の製品であることが具体的に読める。
既存の鉄骨造・RC造を木造に変える技術で、木造の大規模・高層化や都市部での木造建築の普及に資する点が具体的に書かれている。
生産性を大幅に向上させるとあるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値は書かれていない。
木造耐火技術が鉄骨・RC造との混合建築にも使われると書かれているが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの波及は具体的ではない。
ウッドファーストが世界的潮流で木造建築需要が期待されると書かれ、成長分野への進出はうかがえるが、構造転換への言及は具体性が薄い。
山形市の拠点と仙台支社、南陽市の木造ホールなど地域に関わる記述はあるが、地域経済の牽引や雇用創出への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
木造耐火建築協会への耐火技術提供を通じて会員の拡大をめざし、平成29年度中に300会員をめざしている。東京支社の拡充と仙台支社の開設により全国での営業展開を進める。ウッドファーストが世界的潮流となりつつある中、ランニングソーの稼働率は高まることが見込まれる。
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分