新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社フューチャーインク
成果これまで1回の合成で数グラム程度だった製造量を、1回の合成で50g程度の製造量に引き上げた。
| 事業者名 | 株式会社フューチャーインク |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 米沢市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 1.135億円 |
| 設立 | 2016年 |
当社は山形大学発のベンチャー企業で、印刷技術を用いて電子デバイスを製造する技術(プリンテッドエレクトロニクス)をシーズ技術としている。銀ナノ粒子インクの製造・販売や、印刷プロセスで製造する大面積なセンサシートの試作開発などを行っている。
抱えていた課題
やったこと
製造設備を拡充し、これまで1回の合成で数グラム程度だった製造量を、50g程度のスケールで製造できる技術の開発に取り組んだ。スケールアップした製造法でも従来と同程度の品質が確保されているかを検証するため、山形大学が保有する高精細インクジェット印刷装置を使って印刷テストを行った。また、山形県工業技術センターの評価設備を活用して、印刷した電極の組成分析や表面解析を行った。
| 加工機 | 金属インク合成設備 |
|---|
新しい製品・サービス:高付加価値な銀ナノ粒子インク
設備を活用した開発により、高精細印刷装置向けの銀ナノ粒子インクのスケールアップ製造に成功した。1回の合成での製造量は数グラム程度から50g程度に引き上がった。銀ナノ粒子インクの品質評価のための解析技術も大幅に改善された。今後はスケールアップ技術と品質評価技術の両方を継続して開発し、高品質な銀ナノ粒子を安定供給する。
次世代エレクトロニクス製品(フレキシブルディスプレイや低コストRFIDタグ、ヘルスケアセンサデバイスなど)の配線材料として使用が期待される。次世代エレクトロニクス製品の世界市場は2025年には各デバイスで数千億円規模の市場形成が予測されている。高精細印刷装置に適用できるインクをいち早く開発・実用化することで、海外市場参入の早期実現が見込まれる。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg