無人搬送ロボットを活用した工場内物流システム改革と人手不足解消
倉庫業務は昼間に製品の出荷と資材の受入れ・入庫を行い、夜間に生産された製品のパレット積み収納と生産機械への資材投入を行っている。
効果:倉庫業務の人数 4名→2名
株式会社三栄精機製作所
| 事業者名 | 株式会社三栄精機製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 桑折町 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 57人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1967年 |
北海道・小樽が発祥の空圧機器の専業メーカーで、圧縮空気を動力とするエアモーター、エアホイスト、エアウインチなどの汎用機器や特殊仕様の製品を国内外へ供給している。近年はエネルギー分野からの需要が高まり、LNG(液化天然ガス)ポンプ吊り揚げ装置のシェア拡大が顕著である。エアウインチはオイル・ガス事業所の防爆エリアで荷役に使われている。一方で、短納期・低価格をセールスポイントにする海外メーカーとの競合が増えてきていた。
抱えていた課題
やったこと
重切削と精密加工に対応できる大型の最新CNC旋盤を導入し、作業の平準化と作業負荷の軽減を図った。導入機は他の数値制御旋盤とプログラム互換性を持ち、切削条件の入力・変更や段取りのムダ工数を短縮できる。導入機の最新機能により、刃物工具の位置精度補正を機械が精緻に検知して行うようになった。さらに大型部品(外径500mm、長さ500mm)の切削を内製化し、テスト稼働を経て製品部品を安定して加工できる社内体制を整えた。
| 加工機 | CNC旋盤 |
|---|
段取りの工数時間が大幅に短縮し、加工プログラミングの入力・補正作業や切削加工時間にも同様の効果が表れた。機械稼働率が高まり、社内で工数を確保できるようになった。大型部品の外注費を削減してコストダウンを進められ、他社との競争力が強まって販路拡大につながった。機械が補正を行うことで安定した加工精度と品質を実現できるようになった。
北米向けエアウインチの出荷は増加する見込みで、特に1~2tクラスのロット生産は短納期対応の独自ノウハウによって商機が増すと期待されている。福島工業団地に新たな工場を建設する計画が進んでおり、2020年1月に着工、同年12月に完成する予定である。
倉庫業務は昼間に製品の出荷と資材の受入れ・入庫を行い、夜間に生産された製品のパレット積み収納と生産機械への資材投入を行っている。
効果:倉庫業務の人数 4名→2名
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
急速冷凍庫(ラック式ショックフリーザー)を導入し、従来の冷凍庫では14〜16時間程度を要していた生まんじゅうの冷凍を4時間で行えるようにし…
効果:冷凍時間 14時間→4時間