回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社 桧山製作所
成果飲み口の穴の直径を6mmとした
| 事業者名 | 株式会社 桧山製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 東茨城郡大洗町 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1981年 |
同社は創業以来シリコーンゴム及び合成ゴムの成型加工を行い、医療、育児、家庭用品分野に製品を供給してきた。哺乳瓶の乳首が現在のメーン商品である。2012年に育児用品の自社ブランド「メイプルウェア」を立ち上げ、温水おしり洗浄器「ホットシュシュ」などを商品化して人気を呼んだ。
抱えていた課題
やったこと
普通に飲めるのに倒してもこぼれないコップを発案し、ふたのコップ形状のストッパーで飲み口の穴をふさぐ設計とした。ひょうたん型ストッパーが傾き45度までは動かず、45度以上で動いて栓をする形状と角度を、ABS樹脂の試作品で何度もテストして修正した。倒した衝撃でも確実に栓をし、振り回してもこぼれないこと、すべての部品を取り外して洗えることを確認した。流量を測り、飲み口の穴の直径を6mmとした。新製品の原料はポリプロピレン樹脂で、量産型金型を外注して成型業者に供給し、量産を開始した。
| 金型 | 量産型金型(コップ及びふたカバー) |
|---|
新しい製品・サービス:普通に飲めるのに倒してもこぼれないコップ「あんしんマグ」
テレビ番組などで取り上げられたことをきっかけに口コミで評判が広がり、インターネット通販やカタログ販売のほか小売店への出荷も増えつつある。保護者の、コップで飲む練習をさせたい一方で付きっきりは負担だという悩みを両方解決し、洗浄が簡単な点も評価された。自社ブランド全体への波及効果や、介護分野・海外からの需要への販路拡大も期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自社ブランド「メイプルウェア」での育児用品企画や哺乳瓶乳首の主力製品化など過去の取組はあるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
大手メーカーに対抗するには差別化が必要と述べ、他社スパウト式・ストロー式との比較で強みを示しているが、市場データは書かれていない。
スパウト式・ストロー式の洗いにくさや飲み方習得の課題を示し、ストッパー構造で解決する方針は読み取れるが、事業計画の売上目標などは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
開発を社内の企画・開発部長が担当し、量産型金型を外注して成型業者に供給したとあるが、体制の具体的人数や能力は書かれていない。
幼児の飲みたい欲求と保護者の付きっきりの負担という悩みを両方解決する点、洗浄が簡単な点など、顧客と選ばれる理由が具体的に書かれている。
ABS樹脂での試作、角度45度や飲み口直径6mmのテストなど段階的な開発手順は読み取れるが、今後のスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
倒してもこぼれない飲み口構造は既存のスパウト式・ストロー式と異なる独自性があり、傾き45度までは普通に飲めるという具体的な性能が示されている。
介護分野への展開や海外需要への対応が述べられ、新たな需要創出の可能性はうかがえるが、国が補助する理由の記述は薄い。
NHK番組やインターネット通販での販売増加は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
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5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
自社ブランド「メイプルウェア」全体への波及効果を期待し、介護分野にも販路を広げ、安全安心な日本製品を求める中国など海外需要にも対応したいとしている。
保護者の皆さんに大変使いやすい製品だと思います
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。