自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
豊樹脂工業株式会社
| 事業者名 | 豊樹脂工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,材料製造プロセス |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
昭和24年の設立以来、樹脂の射出成型による樹脂材料のプラスチック製品製造を手掛けており、自動車ランプのカバー部分や冷蔵庫部品、エアコン部品などが代表製品である。同業他社より先進的にマスターバッチ混合に取り組んできた。取引先の家電メーカーから透明樹脂材料を使ったマスターバッチ方式の製品製造を打診されたが、従来の方式では対応できなかった。業界に成熟感があり、顧客からのコストダウン要請も強まっていた。
抱えていた課題
やったこと
工場2階の混合機から直接成型機に材料を注入する「質量計量混合機」を導入した。マスターバッチ材と透明樹脂材をタンクから吸引し、混合した樹脂材料を成型機に直接投入できるようにレイアウトした。質量計量混合機はペレットの寸法に左右されず正確な分量で混合できるため、材料のロスや余剰が発生しにくい。導入した新型混合機は従来のタンブラー混合機より小型で設置しやすく、清掃の効率化も実現した。
| 加工機 | 質量計量混合機 |
|---|
混合後の樹脂を搬送する手間がなくなり、異物の混入率が改善した。小型化によって清掃の効率が高まった。取引先からのコストダウン依頼に応え、材料費の低下に伴い製品単価を30%程度低減できた。高品質が求められる自動車業界からの部品製造の依頼も増加している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
マスターバッチ方式を先進的に取り組んでおり、透明樹脂材料への挑戦が従来の取組の延長にあると読める。ただし戦略上の明確な位置付けは直接書かれていない。
家電メーカーからの打診やコストダウン要請、同業他社との比較による先進性が書かれ、市場と自社強みを踏まえた競争力の話になっている。
課題として異物混入率や計量精度が挙げられ、質量計量混合機導入で改善、製品単価を30%程度低減と具体的な数字が示されている。
製品単価30%低減という数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
鷲巣製造部長や竹内営業課長が担当したとあるが、体制や人材確保の詳細は読み取れない。
家電メーカーや自動車メーカーからの受注、透明樹脂による色調の優位性など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に書かれている。
導入の経緯と効果は書かれているが、スケジュールや中長期の検証過程は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
同業他社と比較して先進的にマスターバッチ混合に取り組み、透明樹脂での高品質製品を生産する点が書かれている。
自動車業界からの依頼増加など雇用や需要に触れるが、国が補助する積極的な理由としては具体的に読み取れない。
新型混合機で材料単価が低下し製品単価を30%程度低減したと書かれ、投資に対する効果の大きさがうかがえる。
先端的なデジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はなく、サプライチェーンへの貢献はわずかにうかがえるだけである。
自動車業界への進出が書かれているが、日本経済の構造転換に資する点は明示されていない。
静岡と藤枝に拠点を持つことは書かれているが、地域特性を活かした雇用創出への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も透明樹脂のベース材料を用いたマスターバッチ方式に注力し、競合他社に対する優位性を保ちながら販路を拡大する予定である。自動車業界特有の安全性や高品質の要請にも対応できるよう、より精度の高い製品づくりに注力していく。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程