部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
東京山陽プラス株式会社
成果脱気箇所数 1カ所→3カ所
| 事業者名 | 東京山陽プラス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 春日部市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 63人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1971年 |
プラスチックのマテリアルリサイクルでは、雨水貯留槽や自動車部材向けの高品質材料の需要が増している。一方で供給過剰などにより販売単価が下落中である。マテリアルリサイクル量は200万トンを超える水準で、市場規模は約1,800億円で安定している。
抱えていた課題
やったこと
複合スクリーンチェンジャーを備えた再生プラスチック2段式押出機を導入した。新規設備で各種の添加剤や着色剤を配合し、12通りの試作品を設計・開発した。添加剤は材料の発泡やシルバーの発生を抑える改質剤を用い、汚れ具合に応じて使用なし、1%、3%、5%の4パターンとした。着色剤は自動車向け、雨水貯留槽向け、建材向けなどの用途に合わせ黒色とし、CBMB(カーボンブラックマスターバッチ)を選択した。試作したペレットについて、長ペレットの排除、脱気の徹底、汚れた材料の生産性向上の3つの技術的課題が解決でき、顧客に問題なく販売できるかを評価・検証した。
| 加工機 | 再生プラスチック2段式押出機 |
|---|
新しい製品・サービス:低価格のリサイクル材料を用いた高品質なリサイクルペレット(自動車・雨水貯留槽・建材向け)
新規設備は連続運転が可能になったため、従来停止していた長ペレットの発生が事実上なくなった。脱気箇所が増えて脱気能力は4倍となり、高品質ペレットを安定して作れるようになった。8時間稼働時の1時間あたりのペレット生産数量は、従来の既存設備と比べて5倍以上に増えた。これにより低価格のリサイクル材料からも高品質ペレットを生産でき、製造原価の引き下げと販路の拡大につながる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存設備の脱気不足や長ペレット問題を解決する設備導入と読めるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。
低価格材料のリサイクル需要増や販売単価下落に言及し、既存設備の限界を示しているが、自社の強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。
仕入れ単価引下げの必要性と設備では低価格スクラップを扱えない課題を示し、新規設備で脱気3カ所や生産数量5倍以上という実効性の高い改善を示している。
脱気能力4倍、生産数量5倍以上、事業開始5年後の売上規模2億1,811万円と数字で目標が示され、試作検証の裏付けもある。
試作12通りの設計・開発や評価検証を行ったとあるが、従業員63人のうち体制や人材、事務処理能力については記載がない。
ターゲットは国内成形業者と東南アジアの海外業者と明示され、高品質ペレットの需要増や顧客に問題なく販売できる品質の検証も書かれている。
試作と検証の流れや技術的課題の解決方法は示されているが、中長期のスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
マテリアルリサイクル市場約1,800億円、年200万トン規模で、高水準の高品質ペレット生産を目指す点が示されている。
マテリアルリサイクル量の拡大によるサーマルリサイクル削減など、国内・東南アジアの市場への貢献が具体的に書かれている。
生産数量5倍や脱気能力4倍など効果は数字で示されるが、補助金投入額に対する費用対効果は書かれていない。
新規の2段式押出機と自動メッシュ交換による技術革新は読み取れるが、サプライチェーンへの波及の記載は薄い。
マテリアルリサイクルへの転換を促す記述があり、構造転換への寄与がうかがえるが、政策面との関係は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
事業開始5年後の売上規模を2億1,811万円と予測している。ターゲットは国内のプラスチック成形業者と、東南アジアを中心とした海外のプラスチック業者である。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。